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2011年4月 8日 (金)

同期方法について

【2012年6月18日追記】

ブロック レベル同期をファイルサーバで使う場合の影響につきましては、
下記技術文書をご確認ください。

r16 SP2 以降のバージョンではブロック レベル同期の際にも
VSS スナップショットを使用するよう仕様が変更されており、
フォルダがフリーズされる事は無くなっています。

■ブロック レベル同期をファイルサーバで使う場合の影響について
https://arcserve.zendesk.com/hc/ja/articles/202910335

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bbそろそろ衣替えの季節になってきましたね。
先週今週の2連荘投稿、レイブンです。

ARCserve Replicationで遠隔地にデータを複製したい、といった需要が増えているのでしょうか。最近トライアル版をご使用中のお客さまからのご質問が増えているように感じます。

そんな中で、興味深いお問い合わせがありましたのでご紹介させて頂きます。 シナリオを実行すると、レプリケーション対象のフォルダにアクセスできなくなる、という現象です。
レプリケーション対象のフォルダにアクセスすると砂時計状態になってしまうそうです。シナリオを開始してからしばらくはこんな状態で、また、シナリオを停止するとアクセスできるようになるとのことなので、レプリケーションを始める際に行われる「同期」に着目。
この現象に対し、同期方法を変更する、という対処を取りました。

実は同期方法には何種類かあり、チューニングが可能だったりします。
ファイルレベル同期、ブロックレベル同期、オフライン同期。
デフォルトではファイルレベル同期が実行されます。

ファイルレベル同期は、レプリカ側でレプリケーション対象フォルダのスナップショットを作成し、マスタに転送、比較を行います。
ファイルサーバーのように細かいファイルがたくさんある場合に効果的です。

ブロックレベル同期は、その名の通り、マスタとレプリカのデータをブロック単位で比較を行います。
大きなファイルがあるサーバーや、SQL、Oracleなどデータベースレプリケーションで効果的です。

オフライン同期は、マスタ側のレプリケーション対象のスナップショットを取り、外部メディアに吐き出します。
それをレプリカ側に輸送して、レプリカにコピー、比較を行います。
低速回線や遠隔地とのレプリケーション運用の場合に効果的です。

この3種類の他に、タイムスタンプ/ファイルサイズが同じ場合は同一ファイルをみなす、といったフィルタ機能があります。
このフィルタ機能を使用することで、同期時間を大幅に短縮できたりします。
※ファイルの内容を検証しない点には注意が必要です

ちなみに今回のお客様はファイルサーバーのファイル/フォルダを対象とした運用でしたが、ブロックレベル同期を実行されておりました。ブロックレベル同期ではファイルのスキャンをする際に一時的に複製対象のフォルダをフリーズするのですが、ファイル数が多いとフリーズ時間が長くなってしまう事があります。そのため、ファイルレベル同期をお試しいただくようご案内しております。

 

同期を制する者、ARCserve Replicationを制す、でしょうか
レイブンでした。

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