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2012年2月 1日 (水)

ARCserve RHA r16 新機能紹介 ~ レプリケーション中の通信の暗号化機能 (2/2) ~

布団を背負って出社したい・・・。   
なかなか布団から出ることができないマサオミです。   
寒い日が続きますがお変わりありませんか?

長いこと筆が止まっていましたr16 新機能紹介について   
再開していきたいと思います。もう既に発売してから半年経とうと   
しているわけですが、めげずに頑張ります。 

Tech Tuesdayだったはずが、Tech Wednesdayに・・・。

======== r16 新機能目次 ========

① クラウド環境(Amazon EC2)へのレプリケーション その1 その2    
② レプリケーション中の通信の暗号化機能 その1 その2 (←本日はここ)
③ カスタムアプリケーション保護機能強化 その1 その2   
シナリオ実行中のプロパティ変更    
レプリケーション用IPアドレスと管理用IPアドレスの設定    
その他改良および修正点 

==============================

さて、今回は暗号化の設定の仕方と   
よく聞かれる質問について解説したいと思います。

とは言ってもそんなに多くはないんですけどね。

まず暗号化の設定方法ですが、これは非常に簡単です。

レプリカのプロパティを開いてください。   
[レプリケーション] - [転送中にデータを暗号化]というオプションがあります。   
この値を「オン」にするだけです。   
(暗号化を有効にするにはシナリオを停止してください) 

EncryptionSetting

これで前回の記事にも載せました通り、   
シナリオを実行すると矢印の上に南京錠のマークが付き   
暗号化されていることが視覚的にも分かりやすく表現されます。 

Encryption_Image

 

と、非常に簡単に設定できる暗号化ですが、   
暗号化設定をしたときによく聞かれる質問にも   
お答えしていきたいと思います。 

 

■質問① 暗号化にはどういった技術を使っているの? 

ネットワーク通信にはSSL(Security Socket Layer)プロトコルを使用し   
公開鍵の暗号化技術にはAES(Advanced Encryption Standard) 128-bitを   
使用しています。

(ちなみにr16.5からは AES 256-bitも選択できるようになりました)

 

■質問② 暗号化を有効にするとパフォーマンスに影響が出るの? 

CPUリソースが十分な環境であればパフォーマンスに影響ありません。   
社内で実験をしてみたところ、暗号化無効時に比べればCPU使用率が高くなりました。   
ただ、そのことが同期やレプリケーションの処理に影響するほどではなさそうでした。   
テスト環境ではレプリケーション速度などが急激に落ちたということもありませんでした。

しかしながらお客様のマシンスペックに依存するため、   
暗号化する上で十分なりソースがあるかどうかを確認した上で   
利用することをお勧めします。 

 

■ 質問③ データが暗号化されて複製されるの?

よく勘違いをされてしまうのですが、   
この機能はデータそのものを暗号化する機能ではありません。   
データを転送している間だけ暗号化する機能です。   
暗号化されたトンネルを掘っているイメージです。 

通信時には当然データは暗号化はされていて   
スニフィングなどをされてもデータの盗難を防ぐことはできます。   
しかし、転送された後は本番サーバと全く同じデータがレプリカサーバに   
保持されますので、データが複製により冗長化されたことでセキュリティ面で   
不安があると言う方は、別途データの暗号化ソフトなどを併用してください。

 

いかがでしたでしょうか。   
特にクラウド環境に向けてレプリケーションしたいが、   
VPN接続ができない、インターネット回線を使って社内のデータを   
転送するのはセキュリティ面で不安だ、などの場合には   
有効活用いただけるのではないでしょうか。

それでは、本日はここまで。   
See you in next TT. . .

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