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2013年4月16日 (火)

ARCserve RHA r16.5 新機能 ~ VMware vCenter Serverの冗長化

マサオミです。   
新機能紹介も今日でようやく半分。    
新年度の初めのうちに全部カバーする勢いで頑張ります!

 

さて、今回のTech Tuesdayは「VMware vCenter Serverの冗長化」です。

 

=======  r16.5 新機能目次  =======

 

Windows Server 2012 対応    
Hyper-V シナリオのWAN対応強化    
VMware vSphereのバックアップデータのレプリケーション ~ Host-Based VM Backup 連携 ~    
リモートサイトで仮想マシンの自動起動 ~ Virtual Standby 連携 ~    
VMware vCenter Serverの冗長化 ~ vCenter Serverシナリオのサポート ~ (←本日はここ)    
SMTP認証強化    
⑦ マルチテナント対応    
⑧ Oracle データベース マルチインスタンス対応    
⑨ レポートのメール添付形式の変更    
⑩ その他の新機能・改善点

 

==============================

 

VMware vSphereの仮想環境で効率よく管理・運用する際には   
VMware vCenter Server (以降、vCenter Serverと表記)を利用します。    
vSphere High Availability やvMotionを利用するときには必須コンポーネントですね。

 

ARCserve Replication/High Availability r16.5では   
このvCenter Serverを保護し、VMware環境の管理業務の継続を支援するため    
vCenter Serverシナリオをサポートしました。

 

vCenter_1

 

今でこそvCenter Serverそのものを仮想マシン上に構築することもサポートされているので、   
vSphere High Availabilityを使っていれば問題ないだろう、と考える人もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ、vSphere HAだけでは以下の点に懸念が残ります。   
1) vCenter Server(アプリケーション)そのものの障害に対応できない (例:サービスが起動しない、データベースが破損した、など)    
2) 遠隔地への切り替えができない      
3) 物理サーバに構築されたvCenter Serverの障害に対応できない

 

vCenter Serverの機能や役割もバージョンが上がるごとに増えていて、   
多くの設定や管理がvCenter Serverなしにはできなくなってきています。    
そのため、vCenter Serverの障害は仮想環境の運用に大きな影響を与えます。

 

ARCserve RHA r16.5でサポートされた「vCenter Server シナリオ」は   
物理・仮想を問わず、アプリケーションそのものの可用性を向上させる方法です。

 

 

今回は以下のような構成を構築して試してみました。   
あらかじめマスタとレプリカサーバそれぞれにvCenter Serverと、    
ARCserve RHAの必要なコンポーネントをインストールしておきます。

 

vCenter_2

 

RHAの設定はウィザードに従ってシナリオを作るだけです。

 

サーバタイプで[vCenter Server]、製品タイプに[ハイ アベイラビリティ]を選択し、   
復旧訓練まで行うのであれば[アシュアード・リカバリによる整合性テスト]にも    
チェックを入れておきましょう。

 

vCS_000001

 

後は、通常のシナリオのようにマスタとレプリカを指定して進めていきます。   
今回の構成では、スイッチオーバーの方法には[ IP移動 ]を利用します。

 

vCenter Serverはデフォルトの設定でインストールしたので   
データベースにはSQL Server Expressが使われていますが、    
製品版のSQL Serverであっても Oracle データベースであっても対応できます。    
また、今回は構築していませんが、ライセンスサーバにも対応します。

 

vCS_000006

 

 

試しに障害が発生した場合を想定して、マスタサーバの電源を落としてみました。

 

vCS_000027    
<マスタサーバ障害検知 ⇒ スイッチオーバー>

 

vSphere Clientも見てみましょう。

 

vCS_C_000009 
ぎゃー!エラーがぁ!!

 

 

でも、大丈夫。スイッチオーバー後に再度vSphere Clientで   
再接続してみましょう。IPアドレスは変えずにログインします。

 

vCS_C_000010

 

無事、接続できました。よく見ると接続先はレプリカサーバになっていることが分かります。

 

vCS_C_000012

 

仮想環境の稼働状況もわかります。

 

vCS_C_000013

 

 

vCenter Serverを1つのアプリケーションとして   
切り替えまでサポートができるようになりました。    
仮想環境の災害対策に力が入っていること、感じていただけましたでしょうか。

 

当然ですが遠隔地への複製もサポートされています。   
前回や前々回の記事で書いた、Host-Based VM Backupとの連携 や    
Virtual Standbyとの連携 などと合わせて、vCenter Serverも複製しておくと    
いざという場合でもVMware vSphereの環境の管理を継続できます。

 

現在(2013.04.19)のところ、vCenter Server 4.1 と vCenter Server 5.0が   
サポートされていますので、該当バージョンをお使いの場合には是非検討してください。

 

それでは、今週はここまで。   
See you in next TT . . .

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