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2014年7月 1日 (火)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (1) 全体像とコンポーネントについて ~

マサオミです。また随分と時間が空いてしまったのですが、   
これからなるべくペースを落とさずにどんどん情報提供していきたいと思います。

 

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さて、しばらくは arcserve Unifed Data Protection (以降、arcserve  UDP)の機能を   
ご紹介していきたいと思います。おそらく相当長くなるのでTech Tuesdayにこだわらず    
他の曜日でもちょこちょこ更新していこうと思います。

 

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて ← 本日はここ    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)   
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)    
5) マージおよびカタログ作成の代行処理    
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管    
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)    
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色々なメディア記事にも取り上げていただけましたので、   
なんとなくarcserve UDPという製品についてご理解いただいた方も    
いらっしゃるかもしれませんが、私の方でも整理してご紹介したいと思います。

 

 

 

「arcserve UDPってなんですか?」

 

arcserve UDPはこれまで「簡単」「低価格」のイメージバックアップとして好評いただいたarcserve D2Dをベースに       
arcserve Backupやarcserve Replication/High Availabilityも統合したバックアップ/リカバリソリューションです。

 

WinShots_000020 
ロゴも新しくなり、全て小文字になりました。

 

arcserve UDPには2つの側面があります。

 

(1) arcserve D2D/Backup/Replication&High Availability、3製品の ライセンス を統合した製品である

 

これまでもarcserve D2D、Replication、Backupを組み合わせて購入いただいているお客様が多くいらっしゃいました。   
ただ、それぞれの製品をバラバラに購入するには、要件に必要なライセンスがどれで、どのように購入するかを    
知らないと購入ができないと言ったご意見をいただいていたのも事実です。また数が増えればライセンスの管理も大変です。

 

そこで、arcserve UDPでは、arcserve シリーズ製品のライセンスをまとめて購入できるようにしています。   
arcserve UDPの上位エディション(Premium/Premium Plus)を購入すれば、    
arcserve BackupやReplication/HAを利用できるようになります。

 

(2) arcserve D2Dの後継製品である

 

これまで低価格で、簡単で使いやすい、と多くのお客様からご評価いただいておりましたarcserve D2Dをベースに   
arcserve UDPという名前に変更して、機能拡張をしました。

 

これまでフォーカスしていた「簡単にバックアップが取れる」「低価格である」「手間がかからない」といった   
arcserve D2Dの特徴はそのまま引き継いでいます。後継製品ですからアップグレードもサポートされています。

 

しかしながら、機能を大幅に拡張しているので、単なる「次バージョン」ではなく、完全な「新製品」としてリリースしています。

 

 

 

まずはざっくりと製品の概要は掴んでいただけましたでしょうか?

 

ちなみに、arcserve Backupやarcserve Replication/HAを販売しなくなるわけではありません!(強調)   
それぞれ継続販売はしますので、個別に購入もできます。    
まとめ買いするか、アラカルトで買うかを選択できるようになっていると思ってください。    
(ただし、arcserve D2Dのみ12月末、販売終了予定です)

 

また、製品のインストーラやコンポーネントは今のところ分かれています。   
技術者の方には    
「arcserve UDPの上位エディションにはarcserve Backupや    
arcserve Replication/High Availabilityのライセンスもバンドルされている」    
とお伝えした方がイメージが付きやすいかもしれませんね。

 

WinShots_000021      
arcserve UDP Premium Plusを購入するとarcserve3製品のインストーラとライセンスが提供されます

 

 

 

次にarcserve UDPの基本コンポーネントについて解説します。正直、いきなり説明するには唐突な内容なんですが、   
今後ご紹介する機能によってはこのコンポーネントのインストールが必要、といったことがあるので、    
先に紹介しておきます。(以下の話はarcserve BackupやReplication/HAのコンポーネントは含まれません)

 

arcserve UDPの基本コンポーネントは3つあります。

 

(1) エージェント   
(2) 統合管理サーバ(コンソール)    
(3) 復旧ポイントサーバ(Recovery Point Server: RPS)

 

WinShots_000022

 

まず、「エージェント」。これは、「バックアップ処理を実行する」コンポーネントです。   
ただ、エージェントにも関わらず、管理サーバがなくてもスケジュール設定もでき、バックアップやリストアができます。    
1台や2台程度のサーバをバックアップする程度であれば、これでエージェントだけで十分かもしれません。    
エージェントという名前になっていますが、arcserve D2Dだと思っていただくと分かりやすいと思います。   
下図の左がarcserve D2D、右がarcserve UDP エージェントのインタフェースです。ほとんど変わりませんよね?

 

arcserveD2D    arcserveUDP_Agent 
製品インターフェースはそのまま!簡単に利用できます

 

 

 

次に「統合管理サーバ(コンソール)」。これは名前の通り、バックアップ運用の統合管理をする場合に利用します。   
複数のエージェントをまとめて管理する画面を提供し、スケジュールの設定やレポートの作成まで行います。    
ご存知の方には、これまでarcserve Central Applicationとして販売していた製品を1つにまとめたもの、と    
お伝えした方が分かりやすいかもしれませんね。   
まとめただけに留まらないのがarcserve UDPですが、今後の記事で追ってご説明します。

 

WinShots_000024

 

 

 

最後が「復旧ポイントサーバ」です。このコンポーネントはバックアップデータの保管庫(データストア)を提供します。   
これまでarcserve D2Dにはなかったコンポーネントで、エージェントから受け取ったバックアップデータを    
指定の場所に書き出す処理を代行します。(他社製品などではメディアサーバという呼ばれ方をしてるかもしれませんね。    
バックアップデータのことをarcserve UDPは「復旧ポイント」と呼ぶのですが、その管理をするので    
復旧ポイントサーバ、と呼んでいます。(かなり安易ですが (笑))

 

ただ、この復旧ポイントサーバは、単にバックアップデータの管理に留まらず、   
重複排除の機能を提供したり、バックアップデータの遠隔転送マージ処理の代行といったことを    
実施してくれるので、特に中・大規模の環境の場合には重要になってくるコンポーネントです。

 

今後「RPS」という単語が出てきたら、このコンポーネントのことだと思ってください。

 

WinShots_000023

 

 

 

このようにコンポーネントが分かれていて、環境に応じて構成を選択することができます。   
単体のサーバをシンプルにバックアップするだけであれば、エージェントだけ導入してバックアップを行います。    
複数のサーバをまとめてバックアップするのであれば、エージェントやRPS、管理サーバを導入して    
統合管理をするといった構成がとれます。    
もちろん全コンポーネントを1台のサーバにまとめて導入することもサポートされているので    
それぞれ分けて入れなければならないということもありません。    
柔軟に構成できるという点もarcserve UDPという製品の特長の1つです。

 

WinShots_000025

 

 

 

最後にちょっとだけライセンスの話を。

 

今回、ライセンスの課金対象となるのはバックアップを取りたい対象のサーバ/PC/仮想ホストサーバです。

 

色々コンポーネントについてもお伝えしましたが、   
これらのコンポーネント毎にライセンスが発生するわけではありません。    
現実的ではない話ですが、1台しかバックアップする対象がない環境に 
100台のRPSを構築しても価格は変わりません。

 

WinShots_000026   
ライセンスが必要となるのはバックアップ対象だけ!

 

では、価格はいくらかというと、 8万円! です。 (UDP Standardの場合)   
arcserve D2Dの頃と変わらない値段設定をしています。    
もちろん買い方や構成によっては値段が上がりますが    
arcserve UDPが提供する基本機能については8万円でほぼ全部利用できます。

 

今後このブログでは、この8万円で利用できる範囲(Standardエディション)を中心にお話していきますね。

 

それでは、本日はここまで。   
See you in next article . . .

 

[2017年11月1日追記]
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Arcserve UDP v6 以降のバージョンから Standard Edition は廃止されています。
v6 以降のバージョンで Arcserve UDP の基本機能を使うには、
Advanced Edition (1年メンテナンス付で10万円)をお求めください。

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