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2015年3月17日 (火)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (9) イメージバックアップのテープ保管 ~

こんにちは、ホテです。
引き続きArcserve UDPの機能紹介をしていきます。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管 ← 本日はここ    
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)         
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本日はイメージバックアップのテープ保管についてご紹介します。 

Arcserve UDPのイメージバックアップデータの保存先は   
基本的にはハードディスク(外付けHDDやNASを含む)です。

しかし、アーカイブや災害対策の目的でテープへバックアップしたい、というお客様も多く、
Arcserve D2Dの時代から、Arcserve Backupと連携したテープへの二次バックアップ、
いわゆる D2D2T(Disk to Disk to Tape)バックアップをサポートしていました。

 メルマガコラム再掲:ARCserve BackupとD2Dで連携できるって知ってました?

Arcserve UDPでももちろんこの連携機能がご利用いただけますが、
さらに、二次バックアップ用のArcserve Backupを基本無料(!)でご利用いただけるようになりました。

 

Image_to_Tape_1

 

ではどのように設定をしていくのか、画面を見ていきましょう。

 

テープへの二次バックアップをするためには、Arcserve Backupのバックアップマネージャを開き   
ソースから、「Arcserve UDP/D2D Agent for Windows」または「Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ」のツリーを展開し   
対象のサーバ(バックアップするイメージバックアップのソースとなるサーバ)を選択します。

 
image    
復旧ポイントサーバを利用していない場合

 

image    
復旧ポイントサーバを利用している場合

 

スケジュール設定などもArcserve Backupから行いますので、   
Arcserve UDP側で設定したスケジュールとのバランスを見て   
最適な時間を設定してください。

細かい設定方法は Arcserve Backup のマニュアルに掲載されています。

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D2D/UDP データのバックアップと回復

arcserve UDP 復旧ポイント サーバ からの arcserve UDP ノードのバックアップおよび回復

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なお、このイメージバックアップのテープ保管を行うためには   
いくつか認識しておいていただきたいポイントや前提条件があります。

 

■ 1: Arcserve Backup は 「r16.5 SP1」以降を使う

この連携機能を使用するには Arcserve Backup r16.5 SP1以降が必要です。
今ご利用中の Arcserve Backup がそれより前のバージョンの場合には、
アップグレードしてください。

Arcserve Backup r16.5 SP1 は以下のページからダウンロードできます。

Arcserve Backup r16.5 for Windows ダウンロード情報一覧

ちなみに、2015年3月現在で Arcserve Backup r16.5 SP1 の後に適用するパッチも2つ公開されています。
上記ページから以下のパッチをダウンロードし、順に適用してください。

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1) WIN-Arcserve BACKUP 16.5 SERVICE PACK 1(RO69280)
2) WIN-VARIOUS PROBLEMS WITH BACKUP AFTER 16.5 SP1(RO70938)
3) WIN-COREQUIRED PATCH FOR UDP V5(RO75131)

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■ 2: Arcserve Backupに登録するライセンスキーは「Arcserve Backup for Arcserve UDP」

Arcserve UDPのStandard / Advanced Editionを購入すると、
「Arcserve Backup for Arcserve UDP」というライセンスキーが付いてきます。   

このキーをArcserve Backupのライセンス登録画面に入力すると、
前の画面でご紹介したようにArcserve UDPのバックアップデータを
バックアップ対象(ソース)とするバックアップが実行できるようになります。

 

■ 3: Arcserve Backup for Windows(本体)の持っている標準機能はすべて利用できる

この「Arcserve Backup for Arcserve UDP」は、
バックアップソースがArcserve UDPのバックアップデータに限定されるものの、
その他の標準機能はすべて使えます。

例えば、一度FSDに二次バックアップしたイメージバックアップデータを
クラウドデバイスにマイグレーションする(三次バックアップする)こともできます。   
(ステージング領域の確保が必要ですが・・・)

ちなみに、標準機能以外のオプションやエージェントの機能を使いたい場合は、
Arcserve UDP Premium / Premium Plus Edition をご購入ください。

 

■ 4: テープ装置のドライブ数に注意

上の「3」に関連しますが、バックアップ先のテープ装置のドライブが1つであれば
Arcserve Backup本体の標準機能のみでバックアップできます。   

しかし、複数のドライブを持ったテープ装置を利用する場合は、
Arcserve Backupの標準機能だけでは対応できないため、   
Arcserve UDP Premium Edition 以上の製品が必要です。

 

■ 5: Client Agent を使ってバックアップする場合もArcserve UDPのイメージバックアップデータがソースならライセンス購入不要

Arcserve UDP導入サーバとArcserve Backupのバックアップサーバが分かれる場合、
Client Agent for Windowsを使ってArcserve UDPのイメージバックアップデータを取得する事になります。

この場合もArcserve UDPのイメージバックアップデータをバックアップする設定をしている限りでは、
Client Agent for Windowsのライセンスを要求されません。

 

■ 6: Arcserve UDPのイメージバックアップデータはフルバックアップに合成されてテープにバックアップされる 

最後に技術的な注意点を。

この連携機能ではテープ単体でもイメージバックアップのデータを取り出せるようにするため、
最新の復旧ポイントをフルバックアップデータに合成してからテープに書いていきます。

増分バックアップを繰り返す一次バックアップに比べ、
二次バックアップのデータは量が大きくなりますので、サイジングの際にご注意ください。

(なお、合成のための一時領域を用意していただく必要はありません)   

 

 

テープへのバックアップが再び注目されてきています。   
Arcserve UDPはこれまでのArcserve Backupの機能も使いつつ、   
お客様に必要なデータ保護方法を提供します。

 

それでは、本日はここまで。

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[2016年8月30日追記]

Arcserve UDP v6 と Arcserve Backup r17 から
Arcserve UDP のタスクの1つとして
テープへの二次バックアップを設定できるようになりました。

詳しい説明はこちらをご覧ください。

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加)
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[2017年7月11日追記]

Arcserve UDP アプライアンスでの
テープへの二次バックアップ検証結果を
記事にまとめています。

テープ装置への接続方法や
バックアップ速度の参考としてご覧ください。

UDP 7300 アプライアンス:LTOへの二次バックアップを検証しました!

UDP アプライアンス : LTO7 へバックアップしました

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