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2016年8月26日 (金)

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (5) 復旧用 DVD の作成

ここまで Arcserve UDP 無償版を使ってバックアップとファイルのリストアを見ていきました。   
しかし、Arcserve UDP が一番活躍するのは「HDD が丸ごと飛んでしまった、、、」という場合のシステム復旧です。

そこで今回は、PC 全体のシステム復旧を行うのに必要な 「復旧用 DVD」 を作ります。    
結構長いのですが、大事なので最後まで読んでくださいね!

<目次>

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (1) ダウンロード

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (2) インストール

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (3) バックアップ設定

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (4) ファイルの復旧

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (5) 復旧用 DVD の作成

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (6) システム復旧

 

■ PC の全体復旧の仕組み 

下の絵は Arcserve UDP を使った PC の全体復旧のイメージ図です。   
まず、PCが壊れてしまったら代わりのマシンを買うか、部品を交換する事になります。

新しい PC や交換した HDD/SSD にはデータが無い状態なので、次に、   
Arcserve UDP を使い PC をバックアップ時点まで 「ベアメタル復旧(BMR:Bare Metal Recovery)」 します。 

00_BMR

 

聞きなれない言葉が出てきましたが、ベアメタル復旧とは OS が入っていない鉄の塊(Bare Metal)の状態の PC を一気に復旧するという意味の復旧方法です。    
普通 OS が入っていない PC では Arcserve UDP のようなアプリケーションを動かす事ができません。    
そこで、Windows PE(Windows Preinstallation Environment) という 起動環境を含んだ復旧用 DVDをあらかじめ作っておき、 それをブートして Arcserve UDP を動かします。 

 

■ Windows ADK/AIK のダウンロードとインストール

では復旧用 DVD を作っていきましょう。   
まず、PC のスタート メニューで [すべてのプログラム]-[Arcserve]-[Unified Data Protection]-[Arcserve UDP ブートキットの作成] を開きます。 

01_Start

   

ウィザードが立ち上がったら PC の Windows の種類を選びます。   
私の PC は Windows 7 なので、今回は一番下を選びます。

02_ImageType

   

Windows 7 用の復旧用 DVD を作るには 「Windows AIK」 というものが PC にインストールされている必要があります。    
青字のリンクをクリックして、Windows AIK をダウンロードしてください。

03_AIK

 

なお、Windows 8 以降用の復旧用メディアを作るには、 Windows AIK の代わりに Windows ADK というものが必要です。(紛らわしい、、、)   
Windows ADK のインストール手順を知りたい方は以下の資料もご覧ください。 

Arcserve UDP v6 Agent 環境構築ガイド(インストールからベアメタル復旧の手順)      
http://arcserve.com/jp/wp-content/uploads/2017/02/asudp-v6-agent-bmr-guide.pdf 

 

こちらは Windows AIK のダウンロード ページ。   
すぐに [ダウンロード] をクリックしたいところですが、1.64GB あるのでモバイル ルーターやテザリングでつないでいる人は要注意です。。。

04_AIKDownload

05_AIKDownload

   

ダウンロードした Windows AIK のインストーラーは ISO形式なので、Windows 7 だとそのまま開く事ができません。   
(Windows 8 以降だと標準機能で ISO イメージ ファイルをマウントできるみたいです。)

フリーの ISO マウント ツールを使っても良いのですが、ここでは DVD-R に焼く事にします。   
参考にさせていただいた記事はこちら。

 

Windows 7/8.1/10でISO/IMGファイルをCD/DVD-Rに書き込む      
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1305/13/news070.html

 

後で Arcserve UDP の復旧用 DVD を作るときにも必要になるので、私と同じように DVD-R を使う人は 2枚以上まとめて用意しておいてください。 

06_DiskImage

 

ISO ファイルを DVD-R に焼いたら、早速読み出してインストールを始めます。   
インストール自体はウィザードに従っていくだけで分岐もないので簡単です。

07_AIKInstall

 

 

■ 復旧用 DVD の作成

Windows AIK (または Windows ADK)のインストールが終わったら、Arcserve UDP の ブートキット作成ウィザードに戻ります。   
今回は復旧用 DVD を作りたいので、[ブート可能な BMR ISO イメージの作成] を選んで [次へ]。 

08_Bootkit

   

復旧用イメージのプラットフォームと保存先を選びます。デフォルトのままで問題ありません。

09_Platform

   

次に言語の選択。これもデフォルトのままで問題ないです

10_Lang

   

最後に、PC にインストールされたデバイス ドライバを復旧用 DVD に追加できます。   
[ローカル ドライバを含む] をクリックすると、PC にインストールされているドライバが表示されます。

11_AddDriver

 

ドライバがリストに表示されたら [作成] をクリックして、、、 

12_Drivers

 

しばらくすると ISO イメージが完成!

14_Finish

 

先ほどの Windows AIK と同じ方法で、ISO イメージを DVD-R に焼いていきます。   
焼き終わったら中身が分かるようにマジックで 「Arcserve UDP 復旧用 DVD」 等と書いておくと良いです。 

15_DiskImage

 

以上で復旧用 DVD の作成は完了です。ここまで大変お疲れ様でした。 

次回はこの復旧用 DVD を使ってベアメタル復旧を行って参ります。

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