« Arcserve UDP 7300/7320 Applianceのよくある質問と回答 | トップページ | Arcserve UDP アプライアンス:購入前に試したい!トライアル版で疑似環境を作る方法 »

2017年8月 8日 (火)

Arcserve UDP : 複数のサーバ/PC に Windows エージェントをまとめてリモート インストールする方法

Arcserve UDP で PC や仮想デスクトップ環境(VDI)をバックアップしたいというご相談をいただく事が多くなってきています。PC がバックアップ対象だと台数が数百台以上になる事も珍しくなく、最初の導入時やバージョンアップ等でエージェントを1台ずつインストールしていくとなると作業がとても大変です。

そこで、本日はエージェントを一括でインストールすることができる、リモート インストール(展開)機能の使い方をご紹介します。

 

01_AgentDeployment 

(この図の要領でエージェントを同時にインストールできます。)

 

■ 1. リモート インストールの手順

エージェントをリモート インストールするには、Arcserve UDP コンソールがインストールされたサーバが必要です。 

Arcserve UDP コンソールにログインしたら、あらかじめ登録しておいたノード(バックアップ対象になるサーバや PC)の中から、Arcserve UDP エージェントをインストールしたいノードにチェックを入れます。その状態で、画面を右クリックし、メニューの中から [エージェントのインストール/アップグレード] をクリックします。(ちなみに、チェック ボックス上の [アクション] をクリックしても同じことが出来ます。)

02_NodeList

 

次に、インストール場所などを設定する画面が出てきます。このうち、注意したいのは [実行時刻] です。こちらを指定する事で、エージェントをインストールする日時を予約することが出来ます。同時に多数をインストールしようとするとネットワークに負担がかかってしまうので、インストール対象を分けて、実行時刻も分散してやるのが良いでしょう。(なお、リモート インストールの最大同時実行数はデフォルトで 16個になっています。詳細はこちら。)設定を確認したら、画面右下の [OK] ボタンをクリックします。 

03_DeploySettings

 

設定終了後、対象ノードの右ペインを見ると、リモート インストールの時間が予約されているのが分かります。 

04_NodeStatus

 

予約した時刻になると、インストールが始まります。「エージェント は正常に展開されました」というログが記録されたら完了です。

05_Success

 

 

■ 2. 上手くいかない方はこの辺りをチェック

このリモート インストール機能では TCP 135(RPC)と TCP 445(SMB)を使います。そのため、ファイアウォールでこれらのポートがブロックされていないか確認し、ブロックされている場合は一時的にポートを空けてください。以下の画面は失敗例で、ファイア ウォールが原因で「ネットワーク パスが見つかりませんでした。」というエラーが出ています。

06_Failed

 

この他、Windows Server 2008 以前の環境では以下のような事例もあります。

arcserve-KB : UDP コンソールから UDP Windows Agent をリモート インストールする際にエラーが発生する

    

■ 3. その他

今回はリモート インストール機能をご紹介しましたが、そもそも Arcserve UDP コンソールは多数のサーバ/PC を楽にまとめて管理するためのコンポーネントです。インストール以外に、バックアップの状態を一覧で通知するレポート機能などもあります。台数の多い環境では是非ご活用ください。 

なお、多数の PC やサーバに Arcserve UDP エージェントを展開するには、あらかじめ Arcserve UDP をインストール済みのマシンをクローニングした方が楽ではないか言われる事もあるのですが、クローニングだと Arcserve UDP の NodeID が重複してしまうという問題があります。なので、やはりこういった用途ではリモート インストールを使うことになるのではないかと思います。

arcserve-KB : ノードの重複が警告される

 

以上、ホテがお伝えしました。   

|

« Arcserve UDP 7300/7320 Applianceのよくある質問と回答 | トップページ | Arcserve UDP アプライアンス:購入前に試したい!トライアル版で疑似環境を作る方法 »

Arcserve UDP (旧製品名 Arcserve D2D)」カテゴリの記事

技術情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/553787/65632621

この記事へのトラックバック一覧です: Arcserve UDP : 複数のサーバ/PC に Windows エージェントをまとめてリモート インストールする方法:

« Arcserve UDP 7300/7320 Applianceのよくある質問と回答 | トップページ | Arcserve UDP アプライアンス:購入前に試したい!トライアル版で疑似環境を作る方法 »