2025年12月12日 (金)

Arcserve Backup とRDX で実現する "わかりやすい" ランサムウェア対策

Arcserve では、製品ご購入前の問い合わせ窓口として「Arcserve ジャパン ダイレクト」をご用意していて、ライセンス関連や製品の使い方など、日々さまざまなお問い合わせをいただいております。

最近、この Arcserve ジャパン ダイレクトに、ランサムウェア対策に効果ある機能の問い合わせが増えています。以下は 最近の Arcserve Backupに関するお問い合わせ内容に関するランキングです。

1位.Agent for Windows
2位.Tape/LTO/Library
3位.RDX Support

 

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2025年12月 5日 (金)

Arcserve CRS シリーズ:容量見積もり 3 つのポイント

Arcserve CRS シリーズの導入を検討いただいている方から良くいただくご質問の 1 つに、「どれくらいの容量を買えばよいの?」というものがあります。

そこで、今回は Arcserve CRS シリーズの容量を見積もる上で、押さえておきたい 3 つのポイントを解説します。

 

# Point 1:基本は通常の Arcserve UDP 復旧ポイントサーバと同じ

Arcserve CRS シリーズは、Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ(以下 RPS と略記)のデータ ストアとして利用できるイミュータブル(不変)ストレージです。Arcserve CRS シリーズに保存されるデータは、RPS データ ストアの構成ファイルそのものなので、容量の見積もりには Arcserve UDP のサイジングの考え方がそのまま適用できます。

以下の図の右側をご覧ください。Arcserve CRS シリーズには RPS データ ストアの容量の大半を占める「データ デスティネーション」、「データ ストア フォルダ」、「インデックス デスティネーション」が保存されます(※1)。

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Arcserve CRS シリーズ紹介資料 - CRS シリーズ データストアのフォルダ構成 より引用

 

これらの容量の合計は、想定される重複排除率/圧縮率や保存するバックアップの世代数、バックアップ対象のデータ容量などを基に試算できます。簡単に試算できるツールがあるので、以下の記事をご覧ください。

Arcserve UDP 復旧ポイント サーバ(RPS)の容量計算が簡単になります!

 

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2025年11月28日 (金)

なぜスナップショットを作成するだけでイミュータブルストレージ?

つい先日、お客様に Arcserve Cyber Resilient Storage シリーズ(以下、と略記のご説明をしていた際に、「Arcserve UDP でバックアップしたデータは、Arcserve CRS シリーズが自動的にスナップショットを取得するので、万が一バックアップデータが改ざん、削除されても元に戻すことができます」とご説明したところ「なぜ、静止点を取得することがイミュータブルストレージになるのですか?」とご質問をいただきました。その際に、ご説明に使用していた資料はこちらでした。

Brog1

たしかに、普段はバックアップで静止点を取得するために使用しているスナップショットですから、このご説明だけでは違和感があると思います。実はスナップショットには静止点を取得する以外にもう一つ、過去世代データを保持する目的でも使用されます。そしてバックアップで使用される“スナップショット”も、Arcserve CRS シリーズで使用されている“スナップショット”も、使い方が異なるだけで基本原理は同じです。そこで今回は、Arcserve CRS シリーズがスナップショットを作成することでイミュータブルストレージを実現する仕組みについて解説していきます。

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2025年11月21日 (金)

Arcserveのイミュータブル製品『CRS』『Cloud CRS』『OneXafe』についてのまとめ

ランサムウェア攻撃は企業のデータ保護において最大の脅威の一つです。攻撃後でも確実に復旧するために重要なのが、イミュータブル(改ざん不可)なバックアップです。Arcserveはこの分野で複数のソリューションを提供してきました。
「CRSとCloud CRSの違いは?」「OneXafeはどうなるの?」という声を踏まえ、今回はArcserveのイミュータブル製品『CRS』『Cloud CRS』『OneXafe』についてまとめます

Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)シリーズ

Arcserveの現行イミュータブルストレージ製品です。

  • 特徴
    • 改ざん不可なスナップショットでデータを保護
    • Arcserve UDPコンソールで管理します
  • 構成タイプ
    • オンプレミス版(Arcserve CRS):自社サーバに設置
    • クラウド版(Arcserve Cloud CRS):構築不要で即利用可能
      ※CRSシリーズのうち、クラウド版については特にCloud CRSと呼びます。

Arcserve OneXafe(販売終了)


 

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2025年11月14日 (金)

サイバーレジリエンスを高める Arcserve UDP の運用

最近、サイバー被害のニュースが相次いでいます。被害に遭った多くの企業では、復旧に時間が掛かり、経営インパクトが増加しているようです。サイバーレジリエンスとは、そのようなサイバー被害から立ち直ることを指します。

警察庁 サイバー警察局『令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(令和7年9月)』でも、ランサムウェア被害の報告や注意喚起がされています。

このような情勢の中、今年9月に Arcserve UDP 10.2 と Arcserve UDP のバックアップデータをイミュータブル(不変)化する Arcserve Cyber Resilient Storage (CRS) シリーズがリリースされました。

サイバー攻撃は、さまざまな脆弱性を突いて仕掛けられます。インフラを管理するIT管理者が脆弱性に対応するタスクの一つが OS やアプリケーションのアップデートです。

ただ、どれほどアップデートを適用したとしても、脆弱性のすきを突いて侵入してきてしまうのがランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃です。そこで重要になるのが、どんなケースであっても、バックアップ データから復旧できる仕組みを普段から構築できるかがポイントになります。

Arcserve UDP は、OS およびその上で動作するアプリケーションを含んだシステム全体を初回フルバックアップ、以降はブロック単位で重複排除・継続増分バックアップで保護する製品です。ランサムウェアでは潜伏期間を持つものが多いので、暗号化される前のデータを戻すために多くのバックアップ世代が必要になりますがこの時、重複排除の効果によりストレージ使用量を抑えて多くの世代を保存できます。

今回は、Arcserve UDP や、冒頭で紹介した Arcserve CRS シリーズを利用した運用で、サイバー攻撃に備えながら安心して運用できる3つのポイントを紹介します。

 

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2025年11月 7日 (金)

アップグレードは必須。さらにCRSで、ランサムウェアに打ち勝つ環境を

Arcserve UDP 8.x サポート終了のお知らせ

Arcserve UDP バージョン 8.x は、2025年10月31日をもってサポート終了 (EOL) となりました (Arcserve UDP サポートライフサイクル情報)

サポート終了後は、技術サポートは行われずセキュリティパッチ等は基本的に提供されないため早急な対応が必要です。では、次に取るべきステップは何でしょうか?


最新バージョンへのアップグレードで安全性を確保

メンテナンス契約またはサブスクリプションが有効なお客様は、無償で最新バージョン(UDP 10.2)のライセンスを入手可能ですので、ぜひ UDP 10.2 へのアップグレードを行ってください。

さらに、ランサムウェアへの対策を行いバックアップ環境をより強固にするための次の一手も検討が必要です。


 

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2025年10月31日 (金)

Arcserve CRS シリーズの運用管理 Tips

早いものでArcserve Cyber Resilient Storage (CRS) シリーズをリリースして2カ月が経とうとしています。リリース前はドタバタと準備に追われていましたが、その甲斐もあり、日々たくさんのお客様からのお問い合わせや、紹介/ご提案依頼を頂戴しています。Arcserve CRS シリーズの紹介やご提案の中でも様々な質問を頂戴しますが、運用管理に関する内容も多いので、今回のブログ記事では Arcserve CRS シリーズ (クラウド版とオンプレミス版があります) の運用管理のコツについて触れていきます。

 

利用中の容量確認

まず Arcserve CRS シリーズは容量課金のサブスクリプション ライセンスであるため、契約容量に収まっているかは気になるところ。クラウド版 CRS の容量管理は Arcserve Cloud Storage ポータルにアクセスすることで、現在利用しているトータル ストレージ容量 (バックアップ データ + スナップショット) を確認できます。なお、クラウド版 CRS で管理できるのは、202510月現在のところ容量確認のみになります。

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オンプレミス版 CRS (※1は GUI が無いので、すべてコマンドで操作します。オンプレミスの CRS にログインし、[filesystem list] コマンドを実行すると、復旧ポイント (バックアップ データやスナップショットの格納先である filesystem と、USEDの項目覧で現在利用している容量を確認できます。

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2025年10月24日 (金)

クラウド CRS のベンチマーク テスト(2025年9月版)を解説します

サイバー攻撃からバックアップ データを保護するイミュータブル ストレージ Arcserve CRS シリーズ。このうち、クラウドで提供される Arcserve Cloud Cyber Resilient Storage(以下、クラウド CRS と略記)は、インターネット経由でデータをやり取りするため、性能についてのご質問をよくいただきます。

そこで今回は、2025年9月に Arcserve Japan で実施したベンチマーク テストの結果を(※1)解説します。

 

# テスト環境

クラウド CRS へバックアップ データを保管するには、Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ(以下 RPS と略記)が必要です。今回のベンチマーク テストでは、Arcserve Japan の東京オフィス(東京都千代田区)に RPS を設置しました。

この RPS からインターネット経由でクラウド CRS の東京リージョンに接続し、クラウド CR データストアを構築しています。

Arcserve Japan の東京オフィスからは、帯域幅 300 Mbps のインターネット回線が使えるようになっています。

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このうち、RPS が東京にあるというのは結構大事なポイントです。クラウド CRS と物理的な距離が近く、ネットワークのレイテンシが比較的小さいことが、後述の良いパフォーマンスにつながっています。

 

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2025年10月17日 (金)

Arcserve UDP 10.2 新機能紹介:復旧ポイントサーバのデータストアで Amazon S3 / Azure Blob / Google Cloud Storage が利用可能に

2025年8月21日、Arcserve UDP 10.2 公開、9月3日より新プラットフォーム/新機能をサポート開始しました。新機能のひとつに、AWS/Azure/Google クラウド データストア(以下 クラウド データストアと略記)があります!これは、復旧ポイント サーバ(以下 RPSと略記)のデータの保管先に Amazon S3 等のオブジェクト ストレージを使えるというものです。

 

どんな場面で使えるのか?

これにより、比較的安価に、クラウド内で完結したバックアップ環境を構築可能です。

例えば、Amazon EC2 で構成されたシステムのバックアップを、同リージョンの Amazon S3 に直接バックアップする、という事が実現できます。RPSが前提の機能なので、Arcserve UDP の得意技である継続的な増分バックアップや重複排除で、ストレージも効率的に利用できます。

さらに、クラウド上に構築した RPS へオンプレミスのデータを複製することで、災害/ランサムウェア対策にも使えます。
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Arcserve UDP では 「10.0」というバージョンから特にクラウドへ力を入れており、アドホック仮想スタンバイと呼ばれている機能により、IaaS のリストアが簡単に行えるようになっています。
Arcserve UDP 10.0 新機能(5):アドホック仮想スタンバイを使った IaaS の保護

さらに、Arcserve UDP 10.2 からはクラウド データストアが使えるようになり、リストアだけではなくバックアップも効率的に行えるようになりました。

 

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2025年10月10日 (金)

【アーカイブ公開中】Arcserve Cyber Resilient Storageシリーズ発表会──今こそ、復旧できるバックアップ戦略を

ランサムウェア対策を本格的に見直したい企業様、提案力を強化したいパートナー企業の皆様にとって、非常に有益な内容です。ぜひアーカイブをご視聴いただき、復旧できるバックアップ戦略の一助となればと思います。

アーカイブ視聴ページ(登録制)


✅ 概要

2025年9月に開催された「Arcserve Cyber Resilient Storageシリーズ」発表会では、ランサムウェア対策に特化した新製品が発表されました。

Arcserve Cyber Resilient Storageシリーズ(略称:CRS)は、イミュータブル(不変)ストレージを活用しバックアップデータの改ざん・削除を防ぐことで攻撃後でも確実な復旧を可能にする次世代のデータ保護ソリューションです。

今回の発表会では、ランサムウェアの最新動向や脅威分析に加え、CRSによる復旧シナリオの実演を通じて実際の攻撃にどう対応できるかを具体的に解説しました。さらに、導入検討企業や販売パートナー向けに提案構成例や販売時の注意点など、すぐに活用できる実践的な情報も紹介しています。


✅ アーカイブ版の見どころ

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«オンプレミス版 Arcserve Cyber Resilient Storage (CRS) の OS とは?