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2025年7月18日 (金)

Arcserve Replication / High Availability 動作要件の読み方

Arcserve製品を導入する前にチェックいただく必要があるのが動作要件です。今回は、「Arcserve Replication / High Availability (以降Arcserve RHA)を導入するにあたって、動作要件を見ないといけないけれど、読み方がわからない」といった場合に参考にしていただける情報を用意しました。

ここでは「動作要件のチェック方法」のみをご紹介するので、実際に導入する前は必ず動作要件ページをご確認ください。以下、 Arcserve RHA 18.0 の動作要件をベースにご紹介していきます。
Arcserve Replication/High Availability 18.0 動作要件

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2025年7月11日 (金)

License Poolって何?License Portalでのライセンス管理を理解しよう

Arcserve UDPやArcserve Backupの製品有効化方式には、以前の記事()で紹介した通り、以下の2種類があります。

  • (a) ライセンスキーを直接適用する方式
  • (b) インターネット経由でLicense Portalを使う方式

*参考記事:「*Arcserve UDPとArcserve Backupの製品有効化は2種類の方法があります。」

このうち、(b)のLicense Portalを使う方式では、「License Pool(ライセンスプール)」に製品ライセンスの数量を割り当てることが重要なポイントになります。

このLicense Poolは、Arcserve UDPコンソールArcserve Backupマネージャーといった統合管理コンソールと紐づいています。

Licensepool

この結びつきにより、License Poolに登録されたライセンス数が、対応する管理コンソールに転送され、ライセンス数に応じたバックアップの実行が可能になります。

つまり、Web画面上でLicense Poolにライセンス数を割り当てることが、そのまま管理コンソールへのライセンス割り当てとなるのです。

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2025年7月 4日 (金)

Arcserve UDP 10 で Proxmox VE 仮想マシンのベアメタル復旧をしてみた!

既に多くの企業様が何らかの仮想基盤を利用していると思いますが、企業買収に起因するライセンス価格の上昇などによって環境の維持コストに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。とかく導入実績も多い仮想基盤は維持コストも高くなりがちです。とはいえベンダーロックインのリスクを回避するため仮想基盤のマルチベンダ化は避けられないところ。

そんな状況の中、バックアップやレプリケート機能も標準搭載する安価な仮想基盤として注目されているのが「Proxmox Virtual Environment(以下、Proxmox VE と表記)」です。今回は、そんな Proxmox VE の仮想マシンを Arcserve UDP 10.1 でバックアップしてみたいと思います。

ご参考 Proxmox社 ホームページ

 

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2025年6月27日 (金)

【Arcserve Japan "LIGHTNING & CHARGE" Days 2025】全国開催中!次はあなたの街で!

現在、Arcserve がリリースするイミュータブル ストレージ 「Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)」のお披露目ツアーで全国を回ってます。

Headimage

東京・金沢・広島・福岡での開催を経て、いよいよ7月は以下の都市で開催します。

名古屋(7/15)
大阪(7/16)
仙台(7/23)
札幌(7/24)

企業のデータを守る最前線「Arcserve Japan "LIGHTNING & CHARGE" Days 2025
最新のランサムウェア対策、復旧訓練の実例、そして国内初公開の「Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)」のデモを体感できる貴重な機会です。是非ご参加ください。

参加は無料。詳細・お申込みはこちら:お申込みサイト

◆既に開催された地域のイベントへ参加した皆様からいただいたコメントを紹介します。

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2025年6月20日 (金)

消したくても消せないファイルをアーカイブで即解決

もうすぐ夏休みシーズン、色々な思い出をスマホで保管している人も多いと思います。私もその一人で、スマホにたくさんの写真があるのですが、すぐに容量が一杯になります。データの整理も追いつかなくなって、最近ではクラウドのお世話になっています。クラウドにデータがあるので、スマホ側の写真をかなり思い切って削除でき、容量が空くようになりました。

このような容量不足は皆さんの会社で利用される、ファイル サーバでも起こりがちな現象です。ファイル サーバに保存されるデータ量は年々増えていき、想定したハードディスク容量では賄えなくなる場合があります。この容量不足の原因の1つとされるのが、古いデータです。ファイル サーバには使われていないデータが保存されていることが多く、そのデータが必要かどうかは利用者しかわかりませんし、また利用者でもわからないこともあります。

ストレージ容量が枯渇してくると、ファイル サーバに保存しなければならないデータが入らないことも出てきます。また、ファイル サーバ自体の容量が多いので、バックアップ容量やバックアップ時間にも影響が出てきます。

とはいえ、ファイル サーバを管理している情報システム部門の一存でデータを削除するわけにもいかず、悩みの種になることも...

そんなジレンマを解消できるのが 【アーカイブ機能】です。

アーカイブは古くなったファイルや不要と思われるファイルを削除ではなく、他の媒体に移動する機能であり、ファイルの非アクセス期間やファイル サイズ、拡張子など、様々な条件から設定できます。後から必要になってもアーカイブ先から戻せます。

このアーカイブ機能は Arcserve UDP と Arcserve Backup に標準機能として搭載されています。バックアップ対象によって利用できるか変わるため、利用可能なバックアップ対象を表にまとめてみました。

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2025年6月13日 (金)

Arcserve UDP コンソールで管理されている Windows マシンはエージェント管理画面で操作できるのか?

Arcserve UDP コンソールでは複数のエージェント導入マシンを統合管理することができます。一方、管理される側の Arcserve UDP エージェント(Agent for Windows、以下「Windows エージェント」と略記)にも、自分自身を管理するユーザ インターフェースがあります。

この時、Windows エージェント側でも利用者がバックアップの設定変更を行う事は出来るのでしょうか? 

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2025年6月 6日 (金)

Arcserve UDP 10.1 をリリースしました (拡張機能編)

Arcserve UDP 10.1 をリリースしました (概要編) (https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2025/05/post-e4b64f.html) に引き続き、今回は Arcserve UDP 10.1 の2つの機能拡張をご紹介します。

 

  1. アシュアード セキュリティ スキャンの機能拡張
  2. Linux 復旧用メディア (Live CD) の機能拡張

 

1.アシュアード セキュリティ スキャンの機能拡張

アシュアード セキュリティ スキャンは、Arcserve UDP 10.0 で追加された機能です。バックアップ データのウイルス スキャンを行うことで、バックアップした時点でバックアップ対象がマルウェアに感染していないかを確認することが出来ます。

アシュアード セキュリティ スキャンの詳細については以下のブログ記事を参照ください。

ブログ記事 - Arcserve UDP 10.0 新機能(1):アシュアード セキュリティ スキャン
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2024/11/post-23db60.html

 

Arcserve UDP 10.0 ではバックアップ データをスキャンした結果の確認が、「アシュアード セキュリティ スキャンの結果」や「アシュアード セキュリティ スキャンを今すぐ実行」の画面から行えて、マルウェアが見つかったジョブは“Failicon1”で表示されました。

Arcserve UDP 10.1 ではマルウェアが見つかったジョブが虫のアイコン“Failicon2で表示され、より分かりやすくなりました。その他、リストアの画面からもスキャンの結果が確認できるようになりました。

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2025年5月30日 (金)

さくらのクラウド と Arcserve UDP を使って 災害対策

皆さんこんにちは、実は、2025227日よりさくらインターネット様の「さくらのクラウド」で Arcserve UDP の提供が開始されています。

https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/newsreleases/2025/02/20/1968218704/

Arcserve UDP を「さくらのクラウド」上で構築することにより、以下のようなことが可能です。

① レプリケート(オンプレミス上のバックアップデータのレプリケート先)

② 復旧&移行(レプリケートしたデータを使用しベアメタル復旧

③ バックアップ(「さくらのクラウド」上のバックアップ)

20250529_1

実際にさくらのクラウドを使ってのレプリケートを試してみましたが、いくつか大事なポイントがあるので、この記事を使ってお伝えしていきます。

 

# ポイント1:Arcserve UDP コンソールを設置するサイト

まず1つ目のポイントは、Arcserve UDP コンソールを設置するサイトになります。レプリケートを行うには、オンプレミスにだけ Arcserve UDP コンソールを構築する場合と、オンプレミスとクラウドの両サイトに構築する場合があります。レプリケートの処理だけを考えると、オンプレミス側に Arcserve UDP コンソールがあればさくらのクラウドにバックアップ データを届けることができますが、オンプレミス側で通信障害やサイト障害が発生すると、さくらのクラウド環境のバックアップ管理ができなくなるため、いざというときに利用できなくなってしまいます。このため、Arcserve UDP コンソールはオンプレミスだけではなく、さくらのクラウドにも構築するのがおススメです。

なお、災害対策をする上で大事なのは、どのリージョンに災害対策サイトを構えるかとなります。さくらのクラウドでは2種類のリージョン(東京 / 石狩)でそれぞれ2種類のゾーンが存在しますので、オンプレサイト側で利用する Arcserve UDP の所在地に応じて、ご選択ください。

参考:さくらのクラウド – リージョン

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2025年5月23日 (金)

Arcserve UDP 10.1 をリリースしました(概要編)

2025年5月12日に Arcserve UDP の最新リリース、10.1 が公開されました。今回は Arcserve UDP 10.1 で新しくなったポイントを紹介いたします。

 

# Arcserve UDP 10.1 で新しく対応したプラットフォーム

Arcserve UDP 10.1 の目玉はプラットフォーム対応です。Nutanix AOS 6.10 や Nutanix Files 5.0.z、NetApp Data ONTAP 9.16.1、Red Hat Enterprise Linux 9.5 系、Debian 12.8、SUSE Linux Enterprise Server 15 SP6 等、新しい環境のデータを守ることができるようになっています。

10_udp101

(最新情報は Arcserve UDP 10.x 新機能紹介資料 P.21 以降を参照)

 

詳しくは動作要件もご確認ください。

Arcserve UDP 10.x 動作要件

 

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2025年5月16日 (金)

Arcserve Replication / High Availability 18.0 SP3c で Windows Server 2025 に対応しました。

2025年5月12日に、Arcserve Replication / High Availability(以下、Arcserve RHA と省略)18.0 の最新サービス パック「18.0 SP3c」が公開されました。

Arcserve RHA 18.0 SP3c の目玉は、Windows Server 2025 対応です。対応したのは、ファイル サーバの DR (データ レプリケーション) シナリオとなり、アプリケーション シナリオや HA (ハイ アベイラビリティ) シナリオは現状 Windows Server 2025 には未対応です。

これは、「Arcserve RHA のファイルサーバ シナリオを Windows Server 2025 でどうしても使いたい!一刻も早く対応して欲しい!!」というご要望により、早急に公開することになったためです。「2025年の2月に 18.0 SP3b が出たばかりなのに、早くない?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、このような事情でした。

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«Arcserve Cloud Direct で仮想マシンのデータを復旧する方法