先日 (2025年9月3日) リリースしました Arcserve Cyber Resilient Storage シリーズはオンプレミスに設置できる Arcserve Cyber Resilient Storage(以下 CRS と省略)とクラウドで提供される Arcserve Cloud Cyber Resilient Storage(クラウド CRS と略記)の2つの提供形態があります。
このうち、今回は自社などオンプレミス環境に導入できる CRS の OS についてご紹介します。
1. CRS のインストールについて
2. CRS の OS について
1. CRS のインストールについて
CRS は以下の図のように Arcserve が提供する CRS のソフトウェアと CRS をインストールする先となるサーバ ハードウェア(お客様でご用意)で構成されます。
<CRS の構成要素>

※ CRS を利用するには Arcserve UDP 10.2 以降の Arcserve UDP コンソールと
復旧ポイント サーバ(RPS)が必要です。
CRS のソフトウェアには OS が組み込まれているので、CRS とは別に OS を購入する必要はありません。
さらに、カスタマイズされた OS 丸ごとのインストールになるので、CRS はインストールが簡単でわずか数ステップの作業で完了します。
CRS のインストールから初期設定、Arcserve UDP での利用手順などについては、以下のスタートアップガイドで紹介しております。CRS の環境構築の際にはこちらをご利用ください。
・Arcserve Cyber Resilient Storage スタートアップ ガイド
https://www.arcserve.com/sites/default/files/2025-08/crs-start-up-guide.pdf