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2023年12月 8日 (金)

Arcserve OneXafe の使用状況を把握!OneSystem レポートの使い方(2)

前回に続き Arcserve OneXafe の管理インターフェース OneSystem のレポート機能について解説します。

前回ご紹介した Dashboard(ダッシュボード)は、その時点の Arcserve OneXafe クラスタの状態を確認するのに便利な画面でしたが、今回ご紹介する Reports(レポート)はそれぞれの値の時系列での変化をチェックするのに便利な機能です。

OneSytem にログインしたら [Reports] タブを開いてみましょう(※1)。

 

## Reports(レポート)

1) Storage Capacity(ストレージ容量)

まず表示されるのは、ストレージ容量のレポートです。クラスタ(Ring)ごとの Raw 容量(Raw Capacity)と使用容量(Used Capacity)の時系列での変化が折れ線グラフで示されます。Raw 容量はクラスタ内にノードを追加したりしない限り一定なので、実質的に使用容量を表すレポートになっています。

Arcserve OneXafe に保存されるバックアップ データは基本的に時間が経つにつれて増えていくものです。あとどれくらいで使用容量が全体容量の 80% に達するか、を予想するのにこのレポートを活用できます。

01_reportscapacity1

 

表示される期間が短くて使用容量の変化が分かりにくいというときには、画面右上のカレンダーでグラフの表示範囲を変更できます。

02_reportscapacitycal1

 

なお、Arcserve OneXafe では 1つのデータ ブロックは冗長化のため 3 つの HDD に書き込まれます。この Storage Capacity レポートの値は、前回ご紹介した Dashboard の CAPACITY UTILIZATION と同様、Raw ベースでの値(3 つの HDD に書き込まれた後の値)になっています。

 

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2023年12月 1日 (金)

Arcserve UDP コンソール・復旧ポイント サーバの利用のすすめ ②

先月までは夏のような日もありましたが、一気に冷え込んできて体調管理が難しい時期ですね、皆様いかがお過ごしでしょうか。

以前、Arcserve UDP エージェントのみでのご利用の方向けに、同じタイトルで投稿していました。まだ、ご覧になっていない方は、こちらを先にご覧ください。

今回はArcserve UDP 9.xの登場により、エージェントのみでの利用がさらにもったいない理由をご紹介いたします。
これから紹介するのは、Arcserve UDP 8.x以前のバージョンをご利用の方でも、最新のArcserve UDPへバージョンアップしていただければ使える機能なので、是非最後までご覧いただけると幸いです。

◆ エージェントのみだともったいない理由1:アシュアード リカバリ

Arcserve UDP 9.xの目玉ともいえるのが、アシュアード リカバリが「Advanced Edition」で利用が可能になったことです。
Arcserve UDP 8.x以前では、Premium Edition以上でなければ利用できない機能だったので、聞いたことはあったが、使ったことはないという方も多いのではないでしょうか。
Ar 一般的にバックアップデータの健全性を確認するには、実際にリカバリすることが必要です。OSを含めたシステム全体のリカバリを行うには、リカバリ先の準備、作業要員、通常業務に影響を与えない時間や環境の確保が必要です。従って、実際にリカバリテストを行うといっても、頻繁に行うことが難しく、そもそもテストを行わないで運用されている場合も見受けられます。

このアシュアード リカバリは、復旧ポイントの健全性を自動で確認してくれる機能です。特にArcserve UDPの インスタントVM 機能を利用したアシュアード リカバリをご利用いただければ、バックアップデータからのOSの起動確認等が自動で実行され、システムの復旧が可能かどうか確認できます。確認結果をレポートや電子メールで通知させることも可能です。

尚、プランにアシュアード リカバリタスクとして組み込んでスケジュール実行できるので、テストをArcserve UDPにお任せすることもできますし、手動で任意のタイミングでも実行できます。バックアップはしているが、リストアが実際にできるかどうか、心配だった管理者の不安を解消してくれるスグレモノです。

利用時のポイントとして、アシュアード リカバリで動作するインスタントVMの接続先を、閉じられた仮想ネットワークにすることで、本番環境に影響を与えることもなく確認することもできます。

是非、リカバリテスト済みの安心したバックアップ運用を実現できるアシュアード リカバリのご利用をご検討ください。

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2023年11月24日 (金)

Arcserve OneXafe の使用状況を把握!OneSystem レポートの使い方(1)

Arcserve OneXafe を利用する上でインターフェースが OneSystem です。OneSystem では共有フォルダの権限やスナップショットの保存期間などを設定できるだけではなく、クラスタやノードが問題なく動いているか確認したり、容量の使用状況を確認できます。

今日は OneSystem の画面の中でも、よく見ることが多い Dashboard(ダッシュボード) と Reports(レポート)を紹介します。なお、本記事では パブリック OneSystem の画面ショットを載せていますが、プライベート OneSystem でも同じ内容を確認できます。

 

## Dashboard(ダッシュボード)

OneSystem で Arcserve OneXafe クラスタ(ring)を開くと真っ先に表示されるのが Dashboard です。この画面では、クラスタ内の容量の使用状況やデータの削減状況、クラスタ内のノードの状態やイベントを確認できます。

01_dashboard1

 

1) CAPACITY UTILIZATION(容量の使用状況)

CAPACITY UTILIZATION には Raw Capacity(Raw 容量)や、その Used Capacity(使用容量)が表示されます。

ここで言う「Raw 容量」は Arcserve OneXafe の ハード ディスク ドライブ(HDD)の合計容量です(※1)。

Arcserve OneXafe では HDD に障害が起きてもデータを維持できるようにするため、1つのデータブロックが 3 つのディスクに書き込まれます。そのため、実際に使える容量は Raw 容量の 1/3 になります。例えば、Arcserve OneXafe 4512-96 は Raw 容量が 96 TB 弱(※1)、実効容量は 32 TB 弱です。

02_capacity_utilization

 

Windows サーバなどから OneXafe の SMB 共有を見ると、容量が実効容量(Raw 容量の 1/3)になり、さらに TiB に変換されて表示される(※2)ので、「使える容量が小さくなってしまった!」とびっくりされるかもしれません。

以下の画像は Arcserve UDP 復旧ポイントサーバのデータストアに使っている Arcserve OneXafe の共有領域の容量を Arcserve UDP コンソールから見たものです。このように目減りして見えますが、正しい値なので安心してください(※2)。

03_share_capacity

 

なお、Arcserve OneXafe では空き容量をすべて使い切らず、使用容量の上限目安を 80% としていただく事を推奨しています。この時の使用容量は CAPACITY UTILIZATION の Used Capacity で確認いただけます。

Arcserve OneXafe 注意/制限事項

番号4:Arcserve OneXafe に保存できる容量上限の目安は実効容量の 80% を目安とし、それを超える場合は別筐体を追加購入頂くことをお勧します。

 

CAPACITY UTILIZATION の各項目については、以下のページもご確認ください。

Arcserve OneXafe ユーザ ガイド - OneSystem によるストレージ容量レポート

 

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2023年11月17日 (金)

Arcserve OneXafe クラスタがノード障害時にサービスを継続する仕組み(2)

先日の投稿で、Arcserve OneXafe の複数ノード クラスタでは一部のノードが障害でダウンしてもサービスを継続できること、ただし、スプリット ブレインを避けるため過半数のノードが生きている必要がある、ということをご説明しました。

では、クラスタ内のノード数が偶数の場合はどうなるのでしょうか?この場合も、生存ノード数が過半数を超えていない限りサービスを継続する事はできません。例えば、4 ノード クラスタのうち 2 ノードに障害が起きてしまうと残りの生存ノードは 2 台なので過半数を取る事ができず、外部からファイル共有にデータを書き込むことができなくなります。

01_4nodes

 

2 ノード クラスタの場合はどうでしょうか?1 台で障害が起きてしまうと、残りの 1 台では過半数が取れないので、クラスタ全体がサービスを継続できないという事になってしまうのでしょうか?

 

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2023年11月10日 (金)

Arcserve UDP Linux版のWebinarを紹介します。

Arcserve Japanで実施したWebinarをvimeoにアーカイブとして掲載しております。

例えば、Arcserve UDPのLinux版について製品概要からデモンストレーション、運用に役立つヒントを動画で解説しています。

以下にリンクを載せましたのでUDP Linuxを使ってみようという場合はぜひご覧ください。

1章 製品概要
https://vimeo.com/814152731

2章「インストール~バックアップ~ベアメタル復旧」デモ操作
https://vimeo.com/814154749

3章 導入前に知っておきたい運用のヒント
https://vimeo.com/814153407

4章 ライセンス
https://vimeo.com/814154592

 

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2023年10月27日 (金)

Arcserve Backup チューンナップ/設定 シリーズ: テープバックアップのパフォーマンス向上

最近お客様から質問をいただくケースが増えたので、Arcserve Backup のチューンナップや設定について、不定期になりますが、何回かのブログに分けて紹介していこうと思います。最初はバックアップ速度に関するチューンナップで、LTO テープ装置のブロックサイズになります。

Arcserve Backup は利用するデバイスごとにブロックサイズを自動で設定致します。このブロックサイズは基本的にユーザ様側で変更できないのですが、テープ装置に関しては、手動で変更することができます。

LTO テープ装置の場合、デフォルトのブロックサイズは 64 KB で設定されます。しかし、LTO4 以降のテープの場合、デフォルトの 64 KB ではテープ装置の持つパフォーマンスに追いつくことができず、バックアップ速度が思ったよりも出ないという結果になります。

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2023年10月20日 (金)

Arcserve OneXafe クラスタがノード障害時にサービスを継続する仕組み(1)

2023年10月より、日本国内でも Arcserve OneXafe の複数ノード クラスタ構成がサポートされるようになりました(※1)。複数ノード クラスタでは容量を拡張できる(スケール アウトできる)のがメリットで、例えば実効容量 80 TB の Arcserve OneXafe 4512-240 を3台つなげる事で、あたかも1台のように 240 TB ものデータを保存できるようになります。

また、複数ノード クラスタのもう一つのメリットは高い可用性です。ノード単位ではなくクラスタ単位でファイル共有サービスを提供するため、3ノード以上のクラスタであればそのうち1台がダウンしたとしてもファイルの読み書きを続けることができます。

 

表 1:クラスタ内の Arcserve OneXafe の台数とノード障害耐性の関係

Arcserve OneXafe の台数 1ノード障害 2ノード障害
1ノード クラスタ × ×
2ノード クラスタ △(障害が発生したノードによる) ×
3ノード クラスタ ×
4ノード クラスタ ×
5ノード以上のクラスタ

※ 1 つのクラスタに登録できるノードの上限は 7 台です。

 

という話をしたところ、「Arcserve OneXafe の 3ノード クラスタではなぜ1ノード障害までしか耐えられないのか?3台のうち1台だけでも動いていればサービスを継続できるのでは?」というご質問をいただきました。

このご質問に対しては、「Arcserve OneXafe ではスプリット ブレインを避けてデータの整合性を守るため、3ノード クラスタでは2ノード以上の障害時にはサービスが提供できません。」が答えになります。今日はこの点について詳しく見ていきましょう。

 

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2023年10月13日 (金)

バックアップデータの2次バックアップ先で「クラウドストレージ」や「テープ」はどうやら困難だという場合、OneXafeが解決策となります。

バックアップデータの2次バックアップ先として「クラウドストレージ」や「テープ」を利用することは、バックアップデータの安全性を高める方法として選択肢となります。

ただ、これらを検討してみたところ「どうやら難しいぞ」と壁にぶつかってしまうことがあります。

例えば、
クラウドストレージは「インターネット回線に対してバックアップデータが大きく、既定の時間でコピーが終わらない」壁、
テープについては「テープを定期的にトラブルなく交換できる人材がいない」壁、
です。

このような場合は、是非Arcserve OneXafe(ワンセーフ)をご検討ください。

OneXafe(ワンセーフ)は
・LAN内に設置できるので大容量でもOK!
・テープ交換のような定期的な作業は不要!
ですのでこれらの壁をクリアできます。

Oxsolution1

 

 

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2023年10月 6日 (金)

ランサムウェア対策ストレージ Arcserve OneXafe 、ラインナップ変更でより導入しやすく!

ランサムウェア対策ができるイミュータブル ストレージとして昨年の発売以来多くのお客様に導入いただいている Arcserve OneXafe ですが、2023年10月から11月にかけてアップデートが複数ございます。

 

# お求め易くなりました!小容量モデル Arcserve OneXafe 4512-32 が登場!!

まずご紹介したいのは、2023年10月3日に発表された小容量モデル Arcserve OneXafe 4512-32 です。こちらは 496万円(税抜、3年メンテナンス付 ※1)と従来の最小容量モデルだった Arcserve OneXafe 4512-96 と比べかなりお求めやすい価格になっています。

Arcserve Japan、イミュータブル ストレージ「Arcserve OneXafe」の新モデルを発表

 

この1年、Arcserve OneXafe を検討される多くのお客様から「そこまで大きい容量は要らないので、もっと安くならない?」という声をいただいておりました。それを踏まえ、容量が小さい代わりに価格が安い Arcserve OneXafe 4512-32 を発売する事になりました。ちなみに、この Arcserve OneXafe 4512-32 は世界に先駆けて日本だけで発売している「世界初」モデルです。

世界初ではありますが、ストレージ容量以外のスペックや使い方は既存モデルと同じなので安心してご利用いただけます。技術サポートも同様で、Arcserve テクニカル サポートがワンストップで対応いたします。

 

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2023年9月29日 (金)

こんなのもあるんだ?! Arcserve Backup 研修コースのご紹介

皆様、こんにちは!
Arcserve ではさまざまなトレーニングをご用意しておりまして、特に無償ハンズオンセミナーは短期間に要点を学習していただけるということで大変ご好評いただいております。
それとは別に、Arcserve Backup に関しては、「研修コース」もご用意しております。
無償ハンズオンは時間が半日間と限られてしまうために、必要最小限の機能のみを簡潔に解説しています。研修コースでは無償ハンズオンではカバーできていない、スケジューリングの話や仮想環境バックアップ、バックアップやリストアの全てのオプション設定の解説など、Arcserve Backup の持つ多彩な機能をより詳細に解説します。
本日は、こちらの研修コースについてご紹介いたします。

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«複数のサーバのデータを1台のサーバにまとめてレプリケーションしArcserve Backupでテープへバックアップする構成はUDP Premium Editionでも可能です。