フォト

X(旧Twitter)やってます!!

2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« Arcserve RHA r12.5 SP2 新機能 3:多対1スイッチオーバーのサポート | トップページ | レプリケーションはバックアップなんですか? »

2009年12月30日 (水)

Arcserve RHA r12.5 SP2 新機能 4:リバースレプリケーション実行オプションの追加

マサオミです。

Arcserve Replication/HA r12.5 SP2 新機能の説明第4弾。リバース レプリケーション実行オプションの追加です。

 

■ そもそも「リバース レプリケーション」って何?

Arcserve High Availability のスイッチオーバーでは、マスタとレプリカの役割が入れ替わり、レプリカが本番サーバとして利用されます。そのため、スイッチオーバー後にシナリオを実行すると、以下の画像のように、レプリカからマスタに逆向きのレプリケーションが行われます。これが「リバース レプリケーション」です。

Reverse_replication2

 

Arcserve High Availability r12.5 SP2 以降では、シナリオを手動でスイッチオーバーを実行する際、逆向きのレプリケーションを即実行するかを選択できるようになりました。スイッチオーバーのボタンを押すとポップアップが上がってきて「スイッチオーバーしますか」と確認されますが、このポップアップボックスにチェックボックスで「リバース レプリケーションの実行」が選択でき、そのままスイッチオーバーすると逆向きのレプリケーションがすぐ始まります。

Reverse_replication

 

■ リバースレプリケーションがすぐ始まることって何がよいの?

これ、疑問に思われる方もいらっしゃると思うのですが、これができることって結構有益なんです。

今まではスイッチオーバーした後には再度シナリオを実行して、同期から始めないとリバース レプリケーションが開始できませんでした。r12.5 SP2 からはこのオプションにチェックを入れると、即リバース レプリケーション開始しますが、その際に同期が発生しません!!

「サーバのメンテナンスで、一時的にレプリカ サーバに運用を切り替えたい!」という場面で、同期を行わずに手動スイッチオーバーできるようになるので、大容量のデータベースや、多数のファイルが保存されているファイルサーバなどで便利です。ホスト メンテナンス機能と合わせてご利用ください!

<関連記事>

ARCserve HA のスイッチオーバー 「自動」と「手動」の違いとは?

Arcserve Replication/HA : 同期しないでサーバを再起動したい ~ ホスト メンテナンス機能

« Arcserve RHA r12.5 SP2 新機能 3:多対1スイッチオーバーのサポート | トップページ | レプリケーションはバックアップなんですか? »

技術情報」カテゴリの記事

Arcserve Replication / High Availability」カテゴリの記事

トラックバック

« Arcserve RHA r12.5 SP2 新機能 3:多対1スイッチオーバーのサポート | トップページ | レプリケーションはバックアップなんですか? »