Arcserve Replication/High Availability のメンテナンス(保守)
2024年4月1日時点の情報で記事を更新しました。
こんにちは!こばやしです。
前回の投稿では「Arcserve Replication/High Availability のライセンスの種類と違い」についてご説明しました。
今回は、Arcserve Replication/High Availability(以下、Arcserve RHA)のメンテナンス(保守)についてご紹介します。このメンテナンスについても皆様からお問い合せを多くいただく項目です。少しでもご理解の助けになればと思います。
さて、メンテナンスについてご説明する前に、Arcserve ソフトウェアの販売方法について軽くお話したいと思います。
Arcserve のソフトウェアには大きく分けて「パッケージ製品」と「ライセンス プログラム製品」、「年間メンテナンス付きパッケージ製品」という 3 つの販売方法があります。Arcserve Replication /High Availability では、それぞれの販売方法の間に「提供方法」と「メンテナンスの有無」という違いがあります。
パッケージ製品はいわゆる箱売りソフトウェアで、インストール メディアとライセンス キーが一緒になっています。メンテナンスは付いていません。Arcserve RHA ではファイルサーバ のレプリケーションに特化したファイルサーバ専用版(Replication)のみパッケージ製品として販売されています。
ライセンス プログラム製品ではライセンスキーは電子メールで納品され、インストール メディアは Web からダウンロードするか、別売のメディア パックを使います。 ライセンスとメンテナンスを必ず一緒に購入します。(かつて、ライセンスとメンテナンスが一つの型番になった「コンボパック」という名称の製品がありましたが、Arcserve RHA 18.0 より廃止になりました。)
年間メンテナンス付きパッケージ製品はパッケージ製品とライセンス プログラム製品の中間です。箱売りのパッケージでありながら、メンテナンスもセットになっています。Arcserve RHA ではファイルサーバ専用版(Replication と High Availability)のみこの形態で販売されています。
それでは、ライセンス プログラム製品や年間メンテナンス付きパッケージ製品に付属するメンテナンスとはどういったものでしょうか。Arcserve のメンテナンスで受けていただけるサービスには以下の2つがあります。
- 製品のテクニカル サポート
- 新バージョンへの無償アップグレード(アップグレード プロテクション)
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
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