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2010年3月23日 (火)

CA PowerShell 講座 第1話: CA パワーシェルをインストールしよう

マサオミです。

好き勝手更新していると良くないと思い、Tech Tuesday (略してTT) と自分で決めて
火曜日に技術的な情報を更新していく日にしようと思います。頑張ります。

さて、今回は、前回の記事で後ほど説明します、と言っていた
CA XOsoft パワーシェル(以下、CA パワーシェル)について解説いたします。
ARCserve Replicationをコマンドで操作する場合の方法だと思ってください。

(2020年3月10日追記)この記事に出てくる「CA XOsoft PowerShell」は「Arcserve RHA PowerShell」の旧称です。Arcserve RHA r15 以降を使っている方は置き換えてお読みください。

とは言っても、「『ぱわーしぇる』って何?」って方もいらっしゃると思いますので、
順序立てて説明していこうと思います。
※ スクリーンショットも貼ってあるんで、若干長いです。

 

第1回目は「CA パワーシェルをインストールしよう~」ということで、
CA XOsoft パワーシェルを利用する準備をします。 実際行う作業は以下の3つです。

  1. Windows PowerShell 1.0もしくは2.0.のインストール
  2. CA パワーシェルのインストール
  3. (スクリプト実行する場合には) Windows PowerShell でスクリプト実行ポリシーの変更

では、1つずつ解説します。

 

【1】 Windows PowerShellのインストール

そもそもパワーシェルって何なんですか!?強そうですね・・・マイクロソフトさーーん!!!

”Windows PowerShell は新しいコマンド ライン シェルであり、システム管理に役立つように設計されたスクリプト言語です。Microsoft .NET Framework を基に設計された Windows PowerShell を使用すると、システム管理を業務とされている IT プロフェッショナルの皆様は Windows およびアプリケーションの管理を制御したり自動化したりなど、日ごろの管理業務に役立てることができます。”
(マイクロソフト社 ウェブサイトより:Windows PowerShell でのスクリプティング)

ざっくりというと、cmd.exeに代わる(代わろうとしている?)次世代コマンドラインだと思ってください。
※別にcmd.exeが提供されなくなるわけではないそうですが・・・。

いずれにしてもまずは、Windows PowerShell をインストールしてください。
これがないと、CA パワーシェルもインストールできません。
※ Windows Server 2008 R2には標準でインストールされているので
インストール作業は必要ありません。

Windows Server 2008 SP1/SP2を利用されている方は
機能から追加してください。

BS000000

※ Microsoft .NET Framework 2.0 がインストールされていない場合には 
こちらも合わせてインストールしてください。
(というか、無いとWindows PowerShellがインストールできません・・・)

 

【2】 CA パワーシェルのインストール

Windows PowerShellがインストールできたら、
今度はCA パワーシェルをインストールします。

CA ARCserve Replicationはr12.5よりPowerShellをベースとした
コマンドラインを提供しています。次世代コマンドラインに乗っかった感じですね。
尚、実際の製品の動き・命令処理については、次回簡単にまとめますので、
まずは使ってみるという形から入りたいと思います。

Windows PowerShell 2.0を使う場合には、ARCserve Replication r12.5 SP2 を
使ってください。(参照: r12.5 SP2が公開されました

インストール自体はあっさり終わります。
ウィザードに従って、次へ次へと進めていくだけです。
(デフォルトのままで問題ないです)

① インストーラから「CA XOsoft パワーシェルのインストール」をクリック
BS000012

② [セットアップ言語の選択]画面で「日本語」を選択して「OK」をクリック。
BS000013
インストール準備が始まります。
BS000014

③ 「ようこそ」の画面で「次へ」をクリック
BS000016

④ 「使用許諾契約」画面で、「ライセンス使用条件に同意する」を選択後、「次へ」をクリック
BS000017

⑤ 「ユーザ情報」画面で、必要情報を入れて「次へ」をクリック(デフォルトでもOK)
BS000018

⑥ 「インストール先のフォルダ」画面で、インストール先を指定して「次へ」をクリック
BS000019

⑦ 最後に「インストール」をクリックして、インストールを実行します。
BS000020
(インストール中・・・・)
BS000021

⑧ インストールが終わったら「完了」をクリックして、ウィザードを終了します。
BS000022

なお詳しくは、製品マニュアルのインストールガイドを 参照してください。

Arcserve Replication/High Availability r16.5 インストールガイド - Arcserve RHA PowerShell のインストール

※ リンク先の URL を変更しました。現時点では r16.5 が最新バージョンです。(2018/11/29)

簡単すぎるせいか、1ページしか解説がありませんが・・・(汗

 

【3】 Windows PowerShell でスクリプト実行ポリシーの変更

バッチなどからスクリプトを実行してシナリオの管理・制御を行う場合には、
必ずこの処理をしてください。

ステップ① Windows PowerShellを起動

ステップ② 以下のコマンドを実行

PS > Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

こんな感じです↓

BS000024

ステップ③ 問いに対して Enter を押して終了

 

以上です!

第2回は「CA パワーシェルを使ってみよう~」ということで
パワーシェルを利用した簡単な操作をしてみたいと思います。

追記:2010.04.05
・タイトルの変更をしました
・一部文言を修正しました

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