Arcserve Replication/HA インスタンス数不足のエラー
イイヅカです。
Arcserve Replication / High Availability のライセンス登録はライセンスキーを入力するシンプルな形式なので簡単に登録が完了します。そのため、登録時のご質問はあまり頂かないのですが、その中でもよくあるお問い合わせをご紹介したいと思います。
【Q】
・「パッケージ」ライセンスを必要数購入したのに、インスタンス数が不足しているエラーが表示される!
・マスター側、レプリカ側のそれぞれにコントロールサービスを導入し、それぞれ1つずつライセンスキーを登録したところ、インスタンス数不足のエラーが出ている!
【A】
「パッケージ」ライセンスの場合、コントロールサービス導入先で、インスタンス数分登録してください。
【解説】
Arcserve Replication / High Availability のライセンスキーには2種類あります。
A) パッケージ購入にて、同梱されているライセンスキー
B) ライセンスプログラム購入にて、PDFに記載されているライセンスキー
登録時に注意頂きたいのが、A(パッケージ版)のライセンスは1ライセンスキーにつき1インスタンスということです。
そのため、コントロールサービス導入マシンにて利用インスタンス数分登録する必要があります。
※パッケージ版を2インスタンス利用の場合は同じマシン(コントロールサービス)でライセンスキー登録を2回行う必要があります。
※なお、コントロールサービスはマスタとレプリカ両方に入れる必要はありません。このあたりの詳しい説明は先日の記事「コントロールサービスって何なのさ」にまとまっています。
↓
■ コントロールサービスって何なのさ
“パッケージ版はインスタンス数分繰り返し登録する”
上記を導入時に覚えておくと、スムーズにレプリケーションを利用することができます。
ちなみに、B(ライセンスプログラム版)は、1つのライセンスキーでご利用インスタンス数分使うことができますので登録は一度きりです。
ライセンス登録の詳細手順につきましては下記ライセンスデスクの技術情報をご確認ください。
■Arcserve Replication / High Availabilityのライセンスキー登録方法
※ 記事中の URL を変更しました。(2022/09/28)
<関連技術情報>
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