密かに実装、スナップショット
レイブンです。
相変わらずショートネタです。
ARCserve Replicationでのデータリストアですが、逆方向同期のリストア機能のほかにリワインド機能もあります。
オフィス系ソフトによくある「元に戻す」に似た機能で、リワインド機能は「その時点に戻す」という機能です。
ファイルを間違って削除しちゃった!という場合、ファイルを削除する直前に戻せるのですが、「その時点に戻る」ので、他のファイルにも影響がでてしまいます。
ちょっとクセのある機能なんですよね。
で件のスナップショットなのですが。
ARCserve ReplicationってVSSスナップショットを作成することができるんですよ。
作ったスナップショットはマウントすることで通常のフォルダのように(読み込み専用ですが)表示させることができます。
この機能を使うことで、任意のファイルだけ戻すことができるんですね。
しかも定期的にスナップショットを作ることも可能です(同期を一時停止する必要がありますが)。
ということで、スナップショット機能を使うと、いわるゆ「世代管理」も可能になります。
秘めたポテンシャル、にくいヤツARCserve Replicationです。
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