それ、レプリケーションでよろしく。UDPともども。

・「ARCserve Replication を利用するのに ARCserve Backupが必要ですか？」

どちらも『ARCserve』と名乗っているので、誤解されがちですが、それぞれは独立した製品です。
「ARCserve Replication のみ」、「ARCserve Backup のみ」で利用いただけます。

もちろん、ARCserve Replication で事業継続性（Bussiness continuity)を維持しつつ、ARCserve Backupによって外部メディアへの長期保存や世代管理、システム全体の惨事復旧対策を行っていただくことがお勧めです。
日々増え続けるデータのアーカイブなどもARCserve Backupならではの機能ですね。

そして、ARCserve Replication とARCserve Backupは連携機能も備えているので、ぜひ同時に導入をご検討いただければと思います！

連携機能については、マニュアルもございますので、気になる方はチェックしてみてください。

[Arcserve Replication 統合ガイド]
http://documentation.arcserve.com/Arcserve-Backup/Available/R17.5/JPN/Bookshelf_Files/HTML/replintg/index.htm

※URL を変更しました。(2018/11/29)

・「ARCserve Hight Availability を利用するにはARCserve Replicationが必要ですか？」

先のお問い合せによく似た内容ですが、今度はARCserve High Availabilityです。

以下のようなお問い合せを度々いただきます。

『サーバ間でレプリケーションをしておいて、障害時には自動的にサーバを切り換えたい。ARCserve High Availabilityを検討してます。レプリケーションとスイッチオーバの両方を行うにはARCserve Replicationのライセンスも必要ですか？』

先ほどのARCserve Backupと同様に、ARCserve High Availabilityも独立した製品なので単独でご利用いただけます。

ARCserve High Availabilityには、「レプリケーション」と障害時の「スイッチオーバ」の機能2つが備わっているいるので、ARCserve Replicationが無くてもデータのレプリケーション(複製）を行うことができますし、障害時の自動切り換え（スイッチオーバ）を行うこともできます。

つまり、ARCserve High Availabilityには、ARCserve Replicationの機能まるごと（！）と、自動切り替え（HA）の機能が載っているとお考え下さい。

ちなみに、前の質問で、ARCserve BackupとARCserve Replicationの連携について言いましたが、もちろんARCserve High Availabilityとの連携も行えます。
ARCserve High Availability 導入時はARCserve Backupをあわせて検討いただくことをお勧めします。

今回はお客様から「よくいただく疑問」にお答えしましたが、いかがでしたか？
少しはお役に立てたでしょうか。

「こんなところが解りにくい」「○○について詳しく知りたい！」などご要望があれば、どしどしコメントをお寄せ下さい。できる限りお答えしたいと思います！

どうぞよろしくお願いします！