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2010年4月の6件の記事

2010年4月30日 (金)

ARCserve Replication を利用するのに ARCserve Backupが必要?

こんにちは! ひさしぶりの投稿になってしまいましたが、こばやしです!

今回は、最近何度かお客様にお問い合わせいただいた質問について書きたいと思います。

・「ARCserve Replication を利用するのに ARCserve Backupが必要ですか?」

・「ARCserve Hight Availability を利用するにはARCserve Replicationが必要ですか?」

 

初期導入の検討をされる際に悩まれる方が多い、この2つの疑問にお答えします。

 

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2010年4月27日 (火)

隠れた機能シリーズ: その変更、ちょっと待って!

Tech Tuesday担当、マサオミです。
(TTを始めた本人=担当ですが・・・)

さて、ARCserve Replicationには
まだあまり知られていない機能があります。
その中で「これは結構使えるはずだ」というのを
ご紹介したいと思います。

レプリケーションは基本的に「最新データ」を
複製先に保護しておくソリューションです。
発生するI/Oをそのまま複製するので、
誤った変更や削除といったユーザ操作も
OSから見れば正しいI/Oなので複製先に反映されます。

ただファイルサーバの場合、
「削除も反映されてしまうの?」
「変な変更かけちゃった時は戻すことできないの?」
と言ったこともよく質問されます。

以前、「削除を反映しない(無視する)」設定方法について
記事を書かせていただきましたが、
今回はうまく利用すれば「誤った変更まで救える」方法をご紹介します。

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2010年4月20日 (火)

CA PowerShell 講座 最終話: CA パワーシェルをバッチで実行するまで (まとめ)

マサオミです。今週のTech Tuesdayを始めます。

本日はこれまでの内容のおさらいです。
最後の「バッチ1つで操作する」までの最短ステップを
まとめておこうと思います。

(2020年3月10日追記)この記事で説明している「CA パワーシェル」は「Arcserve RHA PowerShell」の旧称である「CA XOsoft パワーシェル」をさらに省略したものです。Arcserve RHA r15 以降を使っている方は「Arcserve RHA PowerShell」に置き換えてお読みください。

■ 前回までの記事

CA PowerShell 講座 第1話: CA パワーシェルをインストールしよう

CA PowerShell 講座 第2話: CA パワーシェルを使ってみよう

CA PowerShell 講座 第3話: レプリケーションをバッチで実行!

CA PowerShell 講座 第4話: バッチ1つで操作する

 

■ 「バッチ1つで操作する」に至るまでのステップ

準備: Microsoft .NET Framework 2.0のインストール
STEP1: Windows PowerShell のインストール (Windows Server 2008 R2以外)  (⇒ 第1話 【1】)
STEP2: CA パワーシェルのインストール  (⇒ 第1話 【2】) ※
STEP3: プロファイルの作成・保存 (⇒ 第4話 ①)
STEP4: バッチファイルの作成 (⇒ 第4話 ②)

これだけです。まとめると短いですね。

 

ここで、ポイント
STEP2の「CA パワーシェルのインストール」で1点だけ、
この記事を書いた時点では書き忘れていたことがありました。(すみません)
インストール作業が終わりましたら、一度スタートメニューの[プログラム]から
[CA] - [XOsoft] - [PowerShell] を実行してください。

インストールメディアからのインストールが終わっても
実はCA パワーシェルのインストールは完全には終わっておらず、
CA パワーシェル初回実行時にWindows PowerShellへ必要なDLLが登録されて
ようやくスクリプトでの実行ができるようになります。

まぁ、ややこしいことは抜きにして、インストール後の動作確認だと思って実行してみてください。
(こちらは第1話の記事にも後ほど追記しておきます)

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2010年4月16日 (金)

Arcserve Replication 動作要件

鉄道大好き、エヌエスです。

 

近年、各鉄道路線では、互いの会社の車両が乗り入れる『相互直通乗り入れ』がほぼ当たり前の状況となっています。しかし、鉄道会社ある沢山の車両のうち、乗り入れ出来る車両は限定されています。なぜでしょうか?

限定される理由のひとつは、乗り入れ相手の信号システムに対応している必要があるからなのです。信号システムが乗り入れ車両のいわば「動作要件」となって、乗り入れ可能な車両を限定しているのです。鉄道でも「動作要件」が重要ということですね。

 

さて、Arcserve Replication も導入時にまずチェックしなければならないものがどの OS や何のデータベースに対応しているか、といった動作要件です。

 

質問:Arcserve Replication の動作要件の一覧は?

回答:こちらのページに掲載しております。

https://support.arcserve.com/s/topic/0TO1R000001MGBfWAO/arcserve-rha-compatibility-matrix?language=ja

 

ちなみに、この動作要件ページは Arcserve サポート ポータルで提供している情報のひとつです。

サポートページでは、他に、製品マニュアル、技術情報、サービスパック等のダウンロード情報等、技術的に有益な情報を多数提供してます。

以下にまとめました。

 

■■Arcserve サポート~Arcserve Replication/High Availability(RHA)

 ∟動作要件

  ※動作スペック、対応Platforms(OS)、対応仮想環境(Hyper-V、VMwareなど)

 ∟製品マニュアル

 ∟ダウンロード情報

 

※ 記事中の URL を変更しました。(2018/11/29)

 

<関連記事>

問題解決の強い味方!Arcserveサポートポータルの活用方法

2010年4月13日 (火)

CA PowerShell 講座 第4話: バッチ1つで操作する

マサオミです。Tech Tuesdayのお時間です。

早いものでCA PowerShell 講座も第4話目。
皆さんのお役に立てているでしょうか?

(2020年3月10日追記)この記事で説明している「CA パワーシェル」は「Arcserve RHA PowerShell」の旧称である「CA XOsoft パワーシェル」をさらに省略したものです。Arcserve RHA r15 以降を使っている方は「Arcserve RHA PowerShell」に置き換えてお読みください。

■ 前回までの記事

CA PowerShell 講座 第1話: CA パワーシェルをインストールしよう

CA PowerShell 講座 第2話: CA パワーシェルを使ってみよう

CA PowerShell 講座 第3話: レプリケーションをバッチで実行!

 

前回はパスワードファイルやスクリプトファイルを作って
コマンドをバッチで実行する方法についてご紹介しました。

ただ、「そんな面倒なことしないと使えないものなの?」
と思われた方もいらっしゃったんじゃないかと思います。

実際のところ、PowerShellを勉強始めたときは 自分もそう思いました。
ただ調べていくとスクリプトファイルは作らなくても大丈夫なようです。
更にパスワードファイルも何とかならんものか、ということで、
色々調べていたところ、CA パワーシェルに簡単に実行できる方法があったんです。

今回はスクリプトファイルもパスワードファイルも作らないで
コマンドを1つのバッチだけで実行する方法について解説しようと思います。
合わせてなぜ前回xoconやxorunなどのコマンドが利用できなかったかも解説します。

それでは「バッチ1つで操作する」の始まり~。

※ 今回も若干長めです・・・。

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2010年4月 6日 (火)

CA PowerShell 講座 第3話: レプリケーションをバッチで実行!

マサオミです。Tech Tuesday のお時間です。

いきなりなんですが、このシリーズのタイトルを変更させていただきました。
「タイトルを見てもどんな記事なのかがわからない」と社内で言われたのが
きっかけなんですが・・・なるほど、自分でもわからない・・・ということで
各回の概要をタイトルに付け直しました。(あれ?と思った方、失礼いたしました)
URLは変わっていませんのでブックマークなどには影響ないと思います。

(2020年3月10日追記)この記事で説明している「CA XOsoft パワーシェル」は「Arcserve RHA PowerShell」の旧称です。Arcserve RHA r15 以降を使っている方は置き換えてお読みください。

■ 前回までの記事

CA PowerShell 講座 第1話: CA パワーシェルをインストールしよう

CA PowerShell 講座 第2話: CA パワーシェルを使ってみよう

 

さて今回はいよいよCA XOsoft パワーシェル (以降、CA パワーシェル)を使って
レプリケーションをバッチで実行する方法についてご説明したいと思います。

割と「コマンドそのまま打ってください」・・・という部分もあるかもしれませんが、
その辺はノリと勢いで着いてきてください。

では、「レプリケーションをバッチで実行!」の始まり~。

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