Beforeは「シドニーへバックアップテープを搬送」~Afterは?
Koichiです。今回は、導入事例のご紹介。
■災害対策として、各拠点のサーバのデータをバックアップするだけでなく、そのテープを遠隔地に搬送して保管しておく。ということが安全確実です。
また、各拠点にはある程度の期間のみテープを保管しておき、それより古いデータのテープは遠隔地のみで保管という運用を行うことも保管コストを抑えるという点から重要です。
ただここで課題となるのが、拠点にIT担当者が不在の場合の運用と、遠隔地にしかないテープから迅速にデータをリストア・復旧を行えない。ということです。
実際、CAでも同様の課題がありました。
では、どのように課題を解決したのか?!
CA ARCserve Replicationの事例のひとつとして事例集で紹介されていますので、
一部抜粋します。
↓
【これまでの運用】
CAはこれまで日本及びアジアの各拠点からバックアップテープをシドニーの各拠点に搬送し、統合的なバックアップ運用を行っていた。
実際の業務は毎週末に各拠点の各拠点の専任もしくは兼任のIT担当者がバックアップを取り、そのテープをシドニーに送付するというもの。
しかし、テープデバイス・メディアにかかるコスト、各拠点での運用作業負荷等の課題があった。
【レプリケーション導入後】
CA ARCserve Replicationを導入し、各拠点からシドニーにレプリケーション+シドニーでのバックアップを行うことで、各拠点ごとでのバックアップ業務が不要となり、これまで専任のIT管理者を置けなかった小規模なオフィスでも管理者を配置すること無く確実にバックアップが取れるようになった。
また、データの復旧面においても、シドニーのバックアップストレージからWAN越しに迅速に復旧できるようになった。
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