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2010年5月の3件の記事

2010年5月26日 (水)

Arcserve RHA マネージャの簡単起動方法 その1

こんにちは。マサオミです。

Tech Tuesdayのはずが、Tech Wednesdayになってしまいました。   
先週も書けなかったので、今週こそは・・・と思っていたのですが・・・すみません。    
もしよろしければ、RSSもありますので是非購読してください。   

 

さて、本日は「Arcserve RHA マネージャの簡単起動方法」という   
内容についてお伝えしたいと思います。

通常、マネージャ画面を呼び出すには、「概要ページ」にアクセスして   
ユーザ名、パスワード、(必要に応じて)ドメインの入力してログインし、    
「シナリオ管理」をクリックするという手順を踏みます。

ただ、マネージャ画面を表示するだけなのに若干ステップが多いよな・・・   
と感じている方もいるのではないかと思います。   
そこで、私がデモンストレーションの環境で行っている    
マネージャ画面の直接起動方法をお教えします。

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2010年5月14日 (金)

自動スイッチバック?

ショートでKY、レイブンです。

ARCserve Replicationには、High Availabilityという上位製品があります。
Replicationの機能に自動サーバー切り替え機能を付けたものです。
この「サーバー切り替え」をスイッチオーバーと呼んでるんですが、High Availabilityでは自動スイッチオーバーします。
マスタサーバーの死活監視をしてて、マスタのダウンを自動で検出、自動でスイッチオーバーします。

スイッチオーバー後、マスタが復旧した場合。もう一回スイッチオーバーして、マスタとレプリカを通常運用に戻す必要があります。
この「もう一回スイッチオーバー」の作業をスイッチバックと呼んでおります。

ARCserve High Availability、スイッチオーバーは自動でやってくれるんですが、スイッチバックは自動では行ってくれません。
ちょっと不親切だな、と思われがちですが、案外、そうでもないんです。

スイッチバックを行う前に、復旧したマスタにレプリカのデータを反映させる必要があるんですが、
この同期作業はマスタ側のサービス開始で自動実行してくれます。
同期作業が終了したら、レプリカからマスタへレプリケーション運用が自動的に始まります。

このあとで、任意のタイミングでスイッチバックを行っていただければ、元のマスタ、レプリカの運用に戻すことが可能です。
なお、スイッチバックが終わるとシナリオが停止しますので、シナリオ再開をする必要があります。ココ、注意点ですね。

…初めてスイッチバックという言葉を聞いたとき、箱根登山鉄道を連想した私、エヌエスさんの仲間なんでしょうか(笑)
鉄道大好き?レイブンでした。

<関連記事>

r12.5 SP2 新機能 4: リバースレプリケーション実行オプションの追加

Arcserve HA:スイッチオーバー後の切り戻し手順

2010年5月 7日 (金)

Beforeは「シドニーへバックアップテープを搬送」~Afterは?

Koichiです。今回は、導入事例のご紹介。

 

■災害対策として、各拠点のサーバのデータをバックアップするだけでなく、そのテープを遠隔地に搬送して保管しておく。ということが安全確実です。

また、各拠点にはある程度の期間のみテープを保管しておき、それより古いデータのテープは遠隔地のみで保管という運用を行うことも保管コストを抑えるという点から重要です。

ただここで課題となるのが、拠点にIT担当者が不在の場合の運用と、遠隔地にしかないテープから迅速にデータをリストア・復旧を行えない。ということです。

実際、CAでも同様の課題がありました。

では、どのように課題を解決したのか?!

CA ARCserve Replicationの事例のひとつとして事例集で紹介されていますので、

一部抜粋します。

【これまでの運用】

CAはこれまで日本及びアジアの各拠点からバックアップテープをシドニーの各拠点に搬送し、統合的なバックアップ運用を行っていた。

実際の業務は毎週末に各拠点の各拠点の専任もしくは兼任のIT担当者がバックアップを取り、そのテープをシドニーに送付するというもの。

しかし、テープデバイス・メディアにかかるコスト、各拠点での運用作業負荷等の課題があった。

 

【レプリケーション導入後】

CA ARCserve Replicationを導入し、各拠点からシドニーにレプリケーション+シドニーでのバックアップを行うことで、各拠点ごとでのバックアップ業務が不要となり、これまで専任のIT管理者を置けなかった小規模なオフィスでも管理者を配置すること無く確実にバックアップが取れるようになった。

また、データの復旧面においても、シドニーのバックアップストレージからWAN越しに迅速に復旧できるようになった。

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