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2010年5月14日 (金)

自動スイッチバック?

ショートでKY、レイブンです。

ARCserve Replicationには、High Availabilityという上位製品があります。
Replicationの機能に自動サーバー切り替え機能を付けたものです。
この「サーバー切り替え」をスイッチオーバーと呼んでるんですが、High Availabilityでは自動スイッチオーバーします。
マスタサーバーの死活監視をしてて、マスタのダウンを自動で検出、自動でスイッチオーバーします。

スイッチオーバー後、マスタが復旧した場合。もう一回スイッチオーバーして、マスタとレプリカを通常運用に戻す必要があります。
この「もう一回スイッチオーバー」の作業をスイッチバックと呼んでおります。

ARCserve High Availability、スイッチオーバーは自動でやってくれるんですが、スイッチバックは自動では行ってくれません。
ちょっと不親切だな、と思われがちですが、案外、そうでもないんです。

スイッチバックを行う前に、復旧したマスタにレプリカのデータを反映させる必要があるんですが、
この同期作業はマスタ側のサービス開始で自動実行してくれます。
同期作業が終了したら、レプリカからマスタへレプリケーション運用が自動的に始まります。

このあとで、任意のタイミングでスイッチバックを行っていただければ、元のマスタ、レプリカの運用に戻すことが可能です。
なお、スイッチバックが終わるとシナリオが停止しますので、シナリオ再開をする必要があります。ココ、注意点ですね。

…初めてスイッチバックという言葉を聞いたとき、箱根登山鉄道を連想した私、エヌエスさんの仲間なんでしょうか(笑)
鉄道大好き?レイブンでした。

<関連記事>

r12.5 SP2 新機能 4: リバースレプリケーション実行オプションの追加

Arcserve HA:スイッチオーバー後の切り戻し手順

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