Arcserve RHA マネージャの簡単起動方法 その2
こんにちは。マサオミです。
久々のTech Tuesdayは、前回書きました
「Arcserve RHA マネージャの簡単起動方法その1」の
続きでいきたいと思います。
とは言っても、今回ご紹介する方法は
簡単起動方法というのとは少し違うかなぁと思います。。
どちらかといえば、トラブル時に利用される方法かもしれません。
既に皆様ご存知の通り、コントロールサービスへはブラウザを通じてアクセスします。
ただ、色々な要素が絡まってアクセスできなかった場合はどうでしょうか。
マネージャがダウンロードできなければ緊急時にシナリオの状況を
確認すると言ったこともできなくなってしまいます。(※1)
そこで、ローカルでマネージャ画面を表示する方法についてご紹介します。
やり方は簡単です。
① コントロールサービスを導入したWindows サーバにログオン
② 以下のフォルダに保存されているws_gui.exeを実行 (※2)
・C:\Program Files\CA\ARCserve RHA\Manager\ws_co\ws_gui\ (32ビット環境)
・C:\Program Files (x86)\CA\ARCserve RHA\Manager\ws_co\ws_gui\ (64ビット環境)
実行するとスプラッシュが表示される。
③ コントロールサービスにアクセスするユーザ情報を入力してログイン
④ マネージャ画面(英語)が表示される
【注意】
ただ、基本的には「これでつながったし英語でもいいからしばらくこっち使おう」とは
あまり考えない方がいいと思います。あくまで暫定的な利用方法で、
シナリオを止めたいとか、緊急なんでスイッチオーバーさせたいといった
場合に利用することができます。
いかがでしたでしょうか?
これで何らかの理由で概要ページにログオンができなったという場合にも、
とりあえずイベントログを見たりレプリケーションの状況を確認することができます。
それでは、See you next TT.
<関連記事>
※1 話はそれますが、シナリオを強制停止するだけなら Arcserve RHA マネージャなしでできます。詳しくは以下の技術情報をご覧ください。
マネージャを用いずに実行中のシナリオを強制的に停止する方法
※2 ここに書かれているフォルダのパスは Arcserve RHA r15 のデフォルトです。バージョンごとのパスの変遷はこちらの記事にまとめています。
Arcserve Replication/HA 18.0 で消えた昔の名残
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