Arcserve Replication の提案時に確認すべき3つのポイント
マサオミです。
ほぼ隔週になってきてますね・・・。 なるべく2週間に1度くらいは更新していきますので、 引き続きよろしくお願いします。
さて、Tech Tuesdayの本日は 「Arcserve Replication の提案時に確認すべき3つのポイント」をご紹介します。知っている方にはおなじみの内容ですが、 おさらいも兼ねて読んでいただければ嬉しいです。
いきなり結論からお伝えすると、3つのポイントとは以下です。
1. データ容量 (+更新量)
2. 総ファイル数
3. 回線速度
これで全てではないですが、 特に「ファイルサーバのデータを遠隔地に送る」という場合には 上記の3つは最低限確認をしておいてください。
Arcserve Replication/HA のレプリケーション開始前には同期処理を必ず行い、マスタサーバ・レプリカサーバ間でデータが完全に一致している状態を作ります。(ベースラインをあわせる処理)
同期処理を始める前にマスタ、レプリカサーバそれぞれがその時点で持っているデータをスキャンして調べます。 ここで重要になるのが、「総ファイル数」です。 ファイル数が多いと、スキャンにも時間がかかるからです。
環境にも寄るため一概には言えませんが、 弊社内で行ったテストの結果では300万ファイル程度であれば30分~40分くらいで終わりますが、これが800万ファイル、1000万ファイル・・・と増えてくるとスキャンだけでも3時間近くかかる場合もあります。
(厳密にはフォルダ階層の深さなども関係するため、必ずこの時間になるとはいえませんが、参考までに)
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「総データ容量」はレプリカサーバに送らなければならないデータの総容量なので、回線を通じて送るのか輸送するのかに関わらず把握しておくべき重要な情報です。(と、改まって言うほどの話でもありませんが・・・汗)
「更新量」や「回線速度」の情報も知っておくべき重要情報であることは言うまでもありません。
ここで合わせて認識いただきたいことは更新されたデータ量を、利用する予定の回線速度で送れるか否かは単純に「割り算をする」だけ、ということなんです。
1つ例をあげてみましょう。
【質問】
毎日100GBのデータが新規に生成される環境で、
回線速度は10Mbps程度です。レプリケーションできますか?
10Mbpsの回線を利用していたとしても、実際出るスピードは半分もないでしょう。その上、レプリケーションで利用できる帯域を考えると、おそらく2Mbps程度になるかと思います。
では、この回線を使って100GB(=102,400MB)のデータを送るには・・・
【計算式】
2Mbps / 8bit = 0.22MB/s
0.22MB/s * 3600s/h = 792MB/h
102400MB / 792MB/h ≒ 129.3 h ≒ 5.39日
と、およそ5日と9時間半くらいかかる計算になります。単純に割り算をしていくとかかる時間がざっくりと把握できます。
実際には一日100GBのデータが生成されるとなると結構大変な量だと思いますが、例えば、「ディスクにバックアップしたデータをレプリケーションしたい」とか 「リアルタイムではなくスケジュール同期で実施したい」 というご要望をいただくと このような話になることがあります。
なお、Arcserve Replication/HA には「アセスメント モード」という機能があり、実際の環境でどれくらいの更新量があるのかを測定することが出来ます。トライアル版で使えるので、ぜひお試しください。
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【おさらい】 確認ポイント
1. データ容量 (+更新量)
2. 総ファイル数
3. 回線速度
参考になりましたでしょうか? レプリケーションのご提案時や、利用を検討する際の材料にしていただければ幸いです。
それでは、本日はここまで。
See you in next TT. . .
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