レプリケーション中にデフラグを実行しても大丈夫ですか?
マサオミです。
寒いですね。毎日起きるのがホント大変です。
逆に社内にいると暖房がきつすぎて頭がボーッとして
それもそれで大変だったりします。
外に出たり中に入ったりすると温度が上がったり下がったりしますので、
皆様風邪等には十分お気をつけください。
(ノロやらインフルエンザやらも流行ってますしね)
それではTech Tuesdayを始めます!
ちょっと遅くなってしまいましたが・・・。
先日弊社へお問い合わせで以下のような内容があったので
こちらへの回答を本日の記事としたいと思います。
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ARCserve Replicationをファイルサーバで使っているのだが、
マスタサーバのディスクでデフラグを実行したい。
ただ、デフラグをかけることでデータの変更が
大量に発生してネットワークに負荷がかかることは避けたい。
そもそもARCserve Replicationでレプリケーション運用中に
デフラグを実行しても大丈夫なのか?
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最近のOSでは自動的にデフラグ行われているので
手動で実行すること自体あまり必要ないと聞きますが、
Windows 2003などではまだデフラグの効果がある場合もあるでしょう。
(それほど頻繁ではないにしても)
ARCserve Replicationを利用している環境で、
デフラグを行っても影響はありません。
デフラグはディスクの断片化を最適化する処理です。
ただ、Windows OSから見ればファイルそのものには何の変化もありません。
デフラグを実行したらファイルのパスが変わった!とか
ファイルが消えてしまった!などの事が無いのはご存知の通りです。
ARCserve Replicationが対象にしているのはWindows OS上のファイルです。
また、ファイルの保存場所をパスで判断しています。
ディスク上に書き込まれている場所などを見ているわけではないので、
どこにどのファイルが書き込まれているという情報は製品には直接関係ありません。
ARCserve Replicationをご利用の環境でデフラグを実行いただいても
レプリケーションそのものには影響しませんので、必要な際には実行してください。
ただ・・・デフラグを実行する際の注意事項はARCserve Replicationの有無に関わらず
気にしておかなければならないポイントです。
老朽化してきているディスクに対してデフラグをかけるとトドメを刺すことに
なりかねませんので実行する際は十分ご注意ください。(当たり前ですが・・・)
まぁ、そういう意味でもレプリケーションは有効なのかもしれないですね。(笑
ちょっと短めですが、本日はここまで。
See you in next TT . . .
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