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2011年5月20日 (金)

1TBのファイルサーバのデータを短時間で同期する現実的な運用とは?!

Koichiです。

Arcserve Replication/HA でレプリケーションするデータの容量が大規模の場合、「最初の同期」をいかに短時間で行うか、という点がテーマとなります。特に、レプリケーション先が遠隔地の場合は、WAN 経由での同期を行う事になるので、このポイントは重要です 。

 

たとえば、「1TB 以上あるファイルサーバのデータをレプリケーション。ただし回線は 1 Mbps」という環境の場合、レプリカ側のサーバが空っぽの状態で始めたとしたら、おそらく 1 週間経っても同期処理は終わらないでしょう。

それならば、メディアや外付け HDD などに一度コピーして輸送した方がよっぽど早く終わります。

そこで、最初の同期はメディアや HDD で物理的に搬送を行い、いったんマスタ側・レプリカ側のサーバを同じ状態になった後、変更部分だけをネットワーク回線を使ってレプリケーションを実行していく。というのが、このような環境での現実的な運用になります。

Offline_sync_image_1_3 

 

Arcserve Replication では、「オフライン同期」という機能でこの運用を行っていきます。オフライン同期ではレプリケーションの運用を始めながらデータを移行することができます。

オフライン同期の詳細は、以下のブログ記事で特集しています。

■最初の「同期」に時間がかかる場合は「オフライン同期」で一気に解決
r15の新機能紹介: オフライン同期?え?

■「オフライン同期」の詳しい操作方法
r15の新機能紹介: オフライン同期を使う!

■ その他の関連記事
Arcserve Replication/HA の初回の同期を早く終わらせる方法

Arcserve Replication/HA : 9 TB(300万 ファイル)の同期時間を測定しました!

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