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2011年6月 6日 (月)

[ハンズオンセミナーレビュー] 2011/6/1

マサオミです。随分とご無沙汰してしまっております。

色々な方々に「ブログ書かないのですか?」と言われてはいたものの、
なかなか時間が取れず・・・言い訳がましいのですが、ちょっとでも再開を、と思い、
今回「ハンズオンセミナーレビュー」ということで、
私が担当したハンズオンセミナーで聞かれた質問やいただいた意見など
2、3つほどピックアップして解説していこうと思います。
(また勝手にコーナー始めてしまったりして・・・)

先日、6月1日(水)に午前、午後、
ARCserve Replicationのハンズオンセミナーの講師をしました。
いつもご質問いただく内容は多くがセミナーの中でカバーされている内容なのですが、
hセミナーの中では解説や回答を提示していないご質問をいただくことがあります。
おそらく皆様にも有用なものだろうと思いますので、ブログにして解説したいと思います。

もしよろしければご受講された方は是非感想などをコメントにください!

■質問1
アクセス権を変更するとファイルのデータが全部送られてしまうの?

【回答】
「アクセス権を変更する」という命令だけが送られ、データは送られない

【解説】
これはたまに訊かれますね。

以前に「レプリケーション中にファイルを移動したらどうなるの?」という記事で
ファイルを移動した際の動きについて触れていますが、
アクセス権の変更についても似たような感じです。
「セキュリティの変更」という変更命令が発生するだけで、
データに変更はないので特に大量のデータがレプリカに流れていくということもありません。

マスタの物真似をひたすらするのがレプリカです。
マスタで起こらなかったことはレプリカでも起こりません。

気になる方は是非レプリケーションレポートを出して、
レポートを見てください。レプリケーションレポートの出し方については
以下の記事が参考になると思います。

<参考>レプリケーションレポート、出てこいーー!
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2010/10/post-c8ae.html

■質問2
コントロールサービスが仮に停止してしまっても、レプリケーションは動作するのか?

【回答】
動作し続ける

【解説】
これもたまに訊かれる質問です。特にハンズオンセミナーの中では
コントロールサービスについては時間の関係上それほど詳しく説明しないので・・・。

コントロールサービスがどういったものかは以下の記事を参考にしてください。

<参考>コントロールサービスって何なのさ
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2010/03/post-18b8.html

さて、本題のコントロールサービスが止まったとき、レプリケーションの動作は
どうなってしまうのか、ということですが、特に止まることなく動作し続けます。

マスタ・レプリカにARCserve RHA エンジンというエージェントを導入しますが、
コントロールサービスから命令を受け取ると内容に従って
それぞれエンジンが独立して動作します。

ですので、コントロールサービスが仮にちょっと止まってしまった、
ということがあってもレプリケーションは継続されますのでご安心ください。

ということで、以上2つピックアップしました。参考になりましたでしょうか。
次回のARCserve Replicationハンズオントレーニングの日程は以下です。

  • 6月9日 9:30 – 13:00 @東京
  • 6月10日 14:00 – 17:30 @東京
  • 6月22日 9:30 – 13:00 @大阪
  • 6月23日 9:30 – 13:00 @大阪
  • 6月30日 9:30 – 13:00 @名古屋

お申し込みはこちらです。
https://marketing-navi.jp/seminars/hpeegv/seminar_2

是非ご参加ください。

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