Arcserve D2D のアプリケーション対応
シュンスケです。
先回の更新から少し時間が開いてしまいましたね。実は私、いまだにオフィスやオフィスのある東京からこのブログを更新したことがないんです。。。本日の更新は琵琶湖の近く、大津駅付近からです。
おかげさまで Arcserve D2D も Arcserve Replication も引き合いが非常に多く、オフィスにいる時間よりもお客様先にお伺いしている時間の方が長くなっていたりします。出張の合間にオフィスに立ち寄り、経費精算と次の出張準備をしてまた出張みたいな。お引き立て頂いている皆様には、感謝の言葉しかありません!同僚には家庭の心配をされる始末ですが。。。(滝汗)
さて、Arcserve D2Dに関してよくあるご質問に「アプリケーション対応」があります。基本的なお話として、Arcserve D2D は Microsoft の VSS を使用しますので、いわゆるオープンファイルについても標準機能でバックアップすることができます。
さらに VSS Writer と連動することで、VSS対応 のアプリケーションであればアプリケーションが稼働中であってもバックアップ可能なデータを準備させることで、整合性を保ったバックアップを取得することができるようになります。
一般的な製品では SQL Server や Exchange Server に対応と謳いつつ、リストアの方法はファイル単位かマシン全体でのリストアだったりします。ファイル単位のリストアでは、データベースを構成するファイルがどのファイルなのか事前に知っておく必要がありますし、マシン全体でのリストアではデータベースの復旧に都度、サーバ全体の運用停止が必要になってしまいます。
一方で Arcserve D2D のプラグイン(※1)をお使い頂くと、データベース単位での復旧ができるようになります。以下のイメージの用にデータベース名、データファイル名で復旧できるので、ファイルを復旧する感覚でデータベースをリストアすることができます。
データベースの仕組みについてあまり詳しくない方でも、簡単に復旧することができるんです!
では Oracle などプラグインのご用意がないデータベースについては、どうやって保護したらよいのか?それについては、また今度という事で。
Arcserve D2D の後継製品、Arcserve UDP による Oracle Database のバックアップについて、以下の記事をご覧ください!
※1 Arcserve D2D r15 までは、バックアップ対象のアプリケーションごとに「プラグイン」と呼ばれるオプションを購入する必要がありましたが、Arcserve D2D r16 以降ではプラグインは廃止され Advanced Edition に統合されました。
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