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2011年8月19日 (金)

物理サーバから仮想サーバへのサーバ移行ツールとしても Arcserve D2D が大活躍!

Koichiです。

「システム情報、OSも含めてまるごとバックアップしたい」という場合は、ARCserve D2D が便利です。

今回は、OSからまるごと復旧という観点で、ArcserveD2D のベアメタル復旧(BMR : Bere Metal Recovery)についてご紹介します。

 

◆もともとのサーバへ「OSからまるごと」戻せますか?

Arcserve D2D では OS がインストールされていない状態の空のサーバを丸ごと復旧するベアメタル復旧が標準機能で使用できます。

例えば、サーバの HDD 障害でデータが丸ごと失われてしまったとします。ここで重要なのは、いかに素早く戻せるか、という点です。Arcserve D2D のベアメタル復旧であれば、HDD が交換されて OS もデータも入っていないサーバを一気にバックアップ時点に戻すことができます。(同一環境へのBMR)

 

◆別のサーバへ戻せますか?

ただ、災害などでサーバが完全に破損してしまった場合、バックアップ元のサーバとは別なハードウェアを調達してそこに復旧したいという事もあります。

あるサーバでバックアップして、他の異なるサーバに「OSからまるごと」リストアできたら便利です。

Arcserve D2Dはこういうケースでも活用できます。(別環境へのBMR)

 

具体的には、

・物理サーバから別の物理サーバへ(P2P)
Bmr1_2

 

・物理サーバから仮想サーバへ(P2V)
Bmr2

・仮想サーバから仮想サーバへ(V2V)

Bmr3

 

これらに全部対応しています。

 

◆サーバ移行ツールとして応用利用

したがって、バックアップの応用として、これまで物理サーバで運用していたシステムを仮想化基盤へ移行するツールとしてArcserve D2Dを利用するケースも出てきています。

物理サーバでOSまるごとバックアップしておき、仮想サーバへベアメタル復旧するだけ(しかも物理で戻すのと同じ操作)なので移行時の工数削減に効果ありです。

ベアメタル復旧機能を使った P2V の手順が書いてある資料もあります。ドライバや MAC アドレスの確認、IPアドレスの設定、Windows OS のアクティベーションなど、ベアメタル復旧後にやっておくべきポイントもまとまっていて便利です。

Arcserve D2D: 物理環境から vSphere 仮想環境への P2V 移行手順

 

[2018年10月17日追記]
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Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP でも BMR を使った仮想環境への移行(P2V/V2V)が可能です。

詳しく知りたい方は以下の資料や無償セミナーをご利用ください。

Arcserve UDP v6.5 Agent 環境構築ガイド(インストールからベアメタル復旧の手順)
https://www.arcserve.com/wp-content/jp/uploads/2017/08/udp-v65-win-agent-bmr-guide.pdf

無償ハンズオントレーニング : Arcserve UDP で簡単、まるごと、イメージバックアップ <前編> 
https://marketing-navi.jp/seminars/hpeegv/seminar_3

無償ハンズオントレーニング : Linuxサーバの「簡単、まるごと、イメージバックアップ」
https://marketing-navi.jp/seminars/hpeegv/seminar_8
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<関連記事>

Arcserve UDPでの物理環境から仮想への移行(P2V)

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