ARCserve RHA r16 新機能紹介 ~ レプリケーション中の通信の暗号化機能 (1/2) ~
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さて、前回まではクラウド(Amazon EC2)環境へのレプリケーションについて
説明させていただきましたが、今日は「暗号化機能」について
解説させていただきます。
======== r16 新機能目次 ========
① クラウド環境(Amazon EC2)へのレプリケーション その1 その2
② レプリケーション中の通信の暗号化機能 その1 (←本日はここ) その2
③ カスタムアプリケーション保護機能強化 その1 その2
④ シナリオ実行中のプロパティ変更
⑤ レプリケーション用IPアドレスと管理用IPアドレスの設定
⑥ その他改良および修正点
==============================
暗号化機能を有効にするとこんな感じの画面になります。
小さな鍵マークが出てきて「暗号化されてるぞ!」というのが
ものすごく強調される仕組みになっております。(笑)
r15より以前は転送するデータはすべてそのまま流れていました。
ただ、金融業界などのお客様から出てくる要件などでは
社内ネットワークであってもデータは暗号化して送ること、
などのルールが設けられていることもあり、導入する製品にも
それらが求められたりします。r15までですと残念ながら
暗号化機能が付いていなかったので、そういったお客様の要望に
お答えすることができませんでした。
また、WANを越える際に暗号化要件があるならば
別途VPNで暗号化してください、とご案内していました。
(転送する際にチャンクサイズに分割して送っていたりするので
余程ARCserve RHAに詳しくないとデータの復元はできないと思うんですけどね)
r16からはARCserve RHAがSSLの仕組みを使って、通信を暗号化するので
より安全にデータを転送できるようになりました。
先ほど書きました通り、暗号化が必須の要件だったり、
インターネットを介してクラウド環境にアクセスする際に必要だったりと
活躍する機会は多いのではないかと思います。
暗号化機能の設定の仕方やよく聞かれる質問については
次回のTech Tuesdayで記事にしたいと思います。
今回はちょっと短いですが、「暗号化できるようになりました!」ということを
ご認識いただければ幸いです。
それでは See you in next TT . . .
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