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2011年12月の3件の記事

2011年12月21日 (水)

「同期」と「レプリケーション」は別モノです!!

こんにちは、ホテです。

ARCserve Replication/HA を使っていく上で押さえておきたいのが「同期」と「レプリケーション」の違いです。特に初めの頃はこの二つを取り違えがちなのでご注意ください。

「同期」はレプリケーションを始める際の前処理として「最初に一回だけ」行う処理です。マスタとレプリカのファイルを比較し、違いのある部分だけを転送してデータを一致させます。

Sync

「レプリケーション」を始める前に「同期」でデータを揃えます

 

ただし、毎回毎回マスタとレプリカのファイルを比較するのでは大変です。そこで、マスタサーバで行われるデータの「変更」を監視し、同じ変更をリアルタイムにレプリカで再現するのが「レプリケーション」と呼ばれる処理です。

「同期」が始めだけなのに対して、この「レプリケーション」はシナリオが実行されている間、常時行われています。

Replication

「変更処理」だけを複製します

 

また、シナリオを実行する際に「ファイルレベル同期」と「ブロックレベル同期」を選ぶ画面が出てきますが、これは最適な「同期」の方法を選んでいるだけですのでご注意ください。

Execute

最適な同期方法を選べば「同期」が早く終わります

 

ここで何を選んでも「同期」が終わって「レプリケーション」が始まればファイルレベル/ブロックレベルという違いはありません。「レプリケーション」ではマスタで行われた変更をレプリカで再現するだけです。

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2011年12月 8日 (木)

2TB以上の大容量システムをARCserve D2Dでバックアップ

お久しぶりです、シュンスケです。

本日配信のメルマガでもご案内させて頂きましたが、ARCserve D2D r16の動作要件を更新いたしました。

従来ARCserve D2Dでは圧縮バックアップで2.6TB、非圧縮バックアップで2TBを上限の推奨値、また1物理ディスクのサイズは2TBまでをサポート対象としてご案内していました。
これはスペック上の制限ではなく、あくまでイメージバックアップでのバックアップ時間を鑑みた「相場」だったのですが、皆様の「大容量データをイメージバックアップで」というニーズが予想以上に多かったため、動作要件を変更させて頂きました。

新しい動作要件ではバックアップ設定に「標準圧縮」「最高圧縮」が選択されていれば、対象のバックアップデータ量の制限はありません。
では「圧縮なし」はどうなるのか、と疑問に思われる方も少なからずいらっしゃるので、ちょっと技術的な補足をさせてください。

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2011年12月 2日 (金)

ARCserve Backup と ARCserve D2D その違いとは!

鉄道大好き、エヌエスです。

ARCserve D2Dでは、
「NASや外付けHDD等へサーバ丸ごとのバックアップが可能」
という点は既にご存じかと思います。

が、しかし・・・。
「じゃあ、ARCserve Backupとはどう違うの?」という点で、
疑問に思われる方も多くいらっしゃるようです。

 

そこで、今回は、ARCserve Backup と ARCserve D2D の違いを
一覧でご紹介したいと思います。

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