ARCserve D2D × Replication 統合シナリオによるサーバの災害対策
+++++++++ 2018/10/16 追記++++++++++
Arcserve Replication / High Availability r16.5 SP7 より、本記事で紹介する D2D シナリオはサポート終了となりました。
Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP のバックアップデータを複製するにはファイル サーバ シナリオを使用するか、以下の記事で紹介している Arcserve UDP の標準機能をご利用ください。
Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2015/03/arcserve-udp-11.html
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新年おめでとうございます、ホテです。
昨年末にARCserve Replication r16 SP1が公開されましたが、この新サービスパックの目玉はARCserve D2DとARCserve Replicationの連携です!
この連携機能で何が出来るかというと、下の図のように昨年特にお問い合わせが多かったサーバの災害対策(ARCserve D2Dのバックアップデータの遠隔地保管)が出来ます。
ARCserve D2DのI2テクノロジで転送量を抑えられます
こういったバックアップ データのレプリケーションの場合、「フル バックアップ全体が転送されてしまうのでは?」とネットワークへのトラフィックの増大を、心配される方もいらっしゃるかと思います。
でも大丈夫!!
ARCserve D2D for Windwosでは、I2テクノロジにより、初回のみフルバックアップ、以降は永久増分バックアップが可能で、指定した復旧ポイントに達した場合は、フルバックアップデータと一番古い増分バックアップデータがマージ(統合)されます。
そして、マージが行われた場合でも転送されるデータ量は増分データのみの為、フルバックアップデータ全体が転送されることはありません。
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