メルマガコラム再掲 バックアップ先の変更 その1
シュンスケです。
今週もARCserveのメルマガで執筆しているコラムを再掲します。
今回は2011年2月2日/2011年7月19日に配信したメルマガから「バックアップ先の変更 その1」を紹介します。
さて今回は、バックアップ先の空き容量が不足してしまった場合についての解説です。
D2Dを使うメリットのひとつに、バックアップ先ディスク使用量の削減効果が高い「増分バックアップ運用」があります。しかし、いくら削減効果が高くてもバックアップを延々と取り続けていると、いつかディスクは一杯になってしまいます。そんな時にはディスクを増設していただくだけで、フルバックアップを再度実行することなく簡単に増分運用を続けることができます。
ディスクを増設し追加のバックアップ先が確保できたら、「バックアップ設定」でバックアップ先を変更します。すると「バックアップ先が変更されたので、次のバックアップの種類を選択してください」の説明の下にある「増分バックアップ」が選択された状態になります。ここでは、そのまま何も変更せずに画面下にある「設定の保存」をクリックしてください。これだけの操作で、次回のバックアップから新しいバックアップ先に増分データが保存されるようになります。
この設定変更後に気をつけてほしいのは、フルバックアップが保存されている変更前のバックアップ先が、継続して使用されているという点です。デフォルトでは31回のバックアップを繰り返すと、全てのデータが新しいバックアップ先に保存されることになりますが、それまでは、以前のデータを削除したり、ディスクを取りはずしたりしないでくださいね。
次回は、今回と同様にバックアップ先の変更を行った後、すぐに以前のバックアップ先を再利用したい場合についての解説です。
« ARCserve D2Dのここがすごい!PART 1「フルバックアップは最初の1回だけでOK!」 | トップページ | ARCserve D2Dのここがすごい!PART 2「Windows エクスプローラからのリストア」 »
「Arcserve UDP」カテゴリの記事
- Arcserve UDP 10 で Proxmox VE 仮想マシンのベアメタル復旧をしてみた!(2025.07.04)
- 消したくても消せないファイルをアーカイブで即解決(2025.06.20)
- Arcserve UDP 10.1 をリリースしました (拡張機能編)(2025.06.06)
- さくらのクラウド と Arcserve UDP を使って 災害対策(2025.05.30)
- Arcserve UDP コンソールで管理されている Windows マシンはエージェント管理画面で操作できるのか?(2025.06.13)
「メルマガコラム」カテゴリの記事
- Arcserve UDP 10 で Proxmox VE 仮想マシンのベアメタル復旧をしてみた!(2025.07.04)
- 消したくても消せないファイルをアーカイブで即解決(2025.06.20)
- Arcserve UDP 10.1 をリリースしました (拡張機能編)(2025.06.06)
- Arcserve Cloud Direct で仮想マシンのデータを復旧する方法(2025.05.09)
- Arcserve UDP 10.0 新機能(7):読み取り専用データストアのインポート(2025.02.21)
« ARCserve D2Dのここがすごい!PART 1「フルバックアップは最初の1回だけでOK!」 | トップページ | ARCserve D2Dのここがすごい!PART 2「Windows エクスプローラからのリストア」 »
コメント