NICを複数搭載して、Replication専用回線を設定可能?
鉄道大好き、エヌエスです。
Arcserve Replication/High Availability(HA) では、同期(※1)とレプリケーション(※2)の際にネットワークを使用します。
そこで、「業務に使用する回線に影響を与えないように、専用回線でレプリケーションを行いたい」と考えられる方もいらっしゃるかと思います。
Arcserve Replication/HA ではこのような事は可能なのでしょうか?
答えは「Yes」。可能です。
Arcserve Replication/HA では、下の図のように、同期/レプリケーションでデータが流れるネットワークを指定できます。こうすることで、本番ネットワークに流れるデータの量を減らせます。
設定方法は非常に簡単で、同期/レプリケーションに使いたいネットワークの IP アドレスをマスタ/レプリカのそれぞれで指定するだけです。詳しくは「Arcserve Replicationの13の現場技」P.5を参考ください。
Arcserve Replicationの13の現場技
※ リンクをUpdate(2022/09/30)
業務ネットワークの負荷軽減とは別に、同期を高速化するためにも専用回線が有効です。
例えば、本番ネットワークが 1 Gbit のイーサネットで初期同期のボトルネックになっているという場合。10 Gbit の NIC をマスタ/レプリカ サーバに追加して、隣り合うマスタ/レプリカ サーバを直結して同期するという使い方があります。
10 Gbit イーサネットで同期時間を短縮した例をこちらの記事で紹介しています。
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このように手軽に使えるレプリケーション専用ネットワークの設定ですが、一点だけ注意点があります。それは、 Arcserve HA で自動スイッチオーバーを有効にしているときには、レプリケーション用ネットワークと本番ネットワークを分けてはいけない、というものです。
詳しくは以下の技術情報に書いてありますが、不必要なスイッチオーバーが行われてサーバの可用性を損なう場合があるのです。
今回は物理的にネットワークを分ける方法をご紹介しましたが、時間帯を分けてネットワークをシェアするという考え方で、帯域制御機能や、一時停止機能もあります。詳しくは以下の記事もご覧ください。
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Arcserve Replication : レプリケーションで使用される帯域幅をスケジュールで制限し回線の圧迫を避けることが可能です。
ちなみに、首都圏の鉄道でも、普通(各停)、快速、準急、急行、特急など、同じ線路上に様々な停車パターンの列車が走るがゆえに、遅延の発生が問題となっています。
そこで、普通(各停)に影響を与えずに、優等列車をスムーズに走らせる方法として、「レプリケーション専用回線」ならぬ「優等列車専用線路」を敷設している、または、現在も建設/検討中の鉄道会社がたくさんあります。
その代表的な例は複々線化ですが、用地確保が困難な場合は、既存の線路の高架上や地下に敷設するなどの方法もあるようです。
大好きな鉄道がどんどん便利になってくれることを願う、エヌエスでした。
※1 マスタサーバのレプリケーション対象データとレプリカサーバのデータを完全に一致させる処理。レプリケーションの開始前に行われる。
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