Arcserve Replication :「拡張子でフィルタ 組み込みと除外」
鉄道大好き、エヌエスです。
我らが、Arcserve Replication/HAですが、BCP対策(遠隔地へのデータ保管)をご検討のお客様を中心に、簡単で便利なソフトであると好評いただいております。
ありがとうございます!!
ところで、Arcserve Replication/HAでフォルダをレプリケーションする際、
『帯域を節約するため、不要な大容量ファイルはレプリケーション対象から除きたい』
『大事な特定のファイルだけ、複製したい』
なんてご要望ありませんでしょうか?
そんなニーズにも、Arcserve Replication/HAは、標準機能で対応できます!
シナリオ作成時に、拡張子やファイル名をキーに、レプリケーション対象の除外/組み込みの設定を行うことが可能です。もちろん、ワイルドカードも使えます!!
下記は設定画面イメージ。拡張子が「iso」と「jpeg」のファイルをレプリケーション対象から除外する設定例です。「区切り文字がスペース」という点が少し特殊なのでご注意ください。(2019/9/24 画像を差し替えました。)
ワイルド カードや区切り方法の詳細は、以下のマニュアルをご覧下さい。
フィルタ機能を使用することで複製対象のデータを少なくすることができますので、同期時間を短縮できたり、ネットワーク帯域を節約できます。是非、ご活用ください!
また、当ブログでは他にも、同期時間を短縮したり、ネットワークの負荷を低減する方法をまとめています。WAN 経由のレプリケーションでお悩みの方は是非ご覧ください。
<参考記事>
Arcserve Replication/HA の初回の同期を早く終わらせる方法
Arcserve Replication : レプリケーションで使用される帯域幅をスケジュールで制限し回線の圧迫を避けることが可能です。
さて、最後に鉄道トリビアを1つ
ARCserve Replication/HAの基本構成では、マスタ/レプリカ両サーバに導入した2つのエンジン間でレプリケーションしますが、東京の地下鉄は、まるで、マスタ/レプリカのように東京メトロと都営地下鉄の2つの事業者が地下鉄を運行しています。
このように一都市で2つの事業者が地下鉄を運行しているのは、実は、東京とソウルだけです。では、なぜ、こんな形になったのか・・・。
もともと、地下鉄は都市の発展に欠かせない交通手段網として、国が主体となり整備をしていました。(帝都高速度交通営団(民営化後の東京メトロの前身))
しかし、急速な経済成長に、営団のみでの地下鉄網の建設は、限界に達しました。そこで、地下鉄網の整備を強化する為、東京都が主体の都営地下鉄が設けられ、2つの事業者で整備されることになった訳です。
最近のニュースでは、東京の地下鉄を1つの事業者に統合する計画があるようです。統合により、料金やサービスが統一され、利便性が向上されるといいですね。
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