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2012年8月31日 (金)

備えあれば憂いなし!ARCserveシリーズ製品間連携機能でのデータ保護

鉄道大好き、エヌエスです。

東日本大震災からおよそ1年半が経過しようとしていますが、
震災をきっかけとしたBCP対策として、サーバのバックアップだけではなく、
バックアップデータ、または、実データそのものの遠隔地保管を
検討されるお客様がコンスタントに増えてきております。

そこで、今回は、ARCserveシリーズの製品間 連携機能により、
バックアップデータ、および、実データを遠隔地に保管する場合の
構成例について
ご紹介したいと思います。

【構成例1ARCserve D2D ARCserve Replication の連携

Arcserve_d2d_arcserve_replication
[解説]
本番サーバ(マスタ)をARCserve D2Dでローカル環境にバックアップを行い、
D2Dのバックアップデータを遠隔地の災害時稼働サイト(レプリカ)へ
レプリケーションを行う構成です。

[
効果]
本番サーバ障害時、災害時稼働サイトに代替サーバを用意。
D2Dのバックアップデータを代替サーバへベアメタル復旧を行うことで、
災害時稼働サイトに、本番サーバと同じデータをもつ代替サーバを
簡単に構築できます。

[2018年10月11日追記]
------------------------
Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP では、
Arcserve Replication を購入しなくてもバックアップ データを遠隔地にレプリケーションできるようになりました。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

■ Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2015/03/arcserve-udp-11.html
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【構成例2ARCserve Replication ARCserve Backupの連携

Arcserve_replication_arcserve_backu

[
解説]
本番サーバ(マスタ)の実データを、災害時稼働サイトのサーバ
(レプリカ)へ
ARCserve Replicationでレプリケーションを行い、
災害時稼働サイトのサーバ(レプリカ)をARCserve Backup
テープやディスクへ
バックアップを行う構成です。

[
効果]
本番サーバ障害時、参照先を災害時稼働サイトのサーバに切り替えることで、
ほぼダウンタイムなく、業務を継続できます。
また、災害時稼働サイトのサーバ(レプリカ)側をバックアップすることで、
本番サーバ(マスタ)に負荷をかけることなく、バックアップが行えます。

なお、上記以外にも、ARCserveシリーズでの製品間連携機能を用いることで、
様々なニーズに応じたデータ保護が可能です。


東日本大震災から学んだこと。
それは「万全な備えが最も重要である」ということです。

もちろん、これは震災だけではなく、日々の仕事や生活にも言えることですが、
常に考えられるリスクを想定し、各リスクに対する解決策を複数考えておくこと、
また、できる限りの対策を事前に講じておくことが、
大切であると改めて感じました。

まさに「備えあれば憂いなし」ですねっ!

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