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2012年9月 7日 (金)

毎日1回バックアップで31日間の「31世代」を確保する方法

「復旧ポイント」という言葉をご存知でしょうか?

ARCserveのイメージ・バックアップソフト「ARCserve D2D」では、「バックアップの世代」を「復旧ポイント」と呼んでいます。

つまり

復旧ポイント(数)=バックアップの世代(数)

です。

 

復旧ポイントの数を指定する場合、ARCserve D2Dの「保護設定」画面の「復旧ポイント」に数字を入れて指定します。

D2d

 

簡単ですね。

毎日1回バックアップで1週間の7世代を確保する場合は、ここの数字は「7」となります。
毎日1回バックアップで31日の31世代を確保しておきたい場合は、「31」となります。

バックアップデータからファイルをリストア(戻す)場合は、この復旧ポイントから戻しますので、毎日1回バックアップで31世代を確保している場合は、過去31日間のうち、任意の日のバックアップデータからファイルをリストアすることができます。

 

それでは、最大でどのくらいバックアップ世代を持てるのでしょうか?

それは、1344 です!!!

復旧ポイント数を1344に指定した場合、毎日のバックアップでも1344日分になります。なんと、毎日1回のバックアップを行ったとしても4年と8か月のバックアップデータを確保できることになります。

頼もしいですね!

なお、この場合はバックアップ先の HDD の空き容量が足りなくならないようご注意ください。増分バックアップだけを繰り返せるといっても、4年8か月分となるとかなり容量が大きくなる可能性があります。

<参考記事>

メルマガコラム再掲:バックアップ先に必要なディスク容量を見積もる!

 

ちなみに、バックアップの間隔を「2日に1回バックアップ」にすれば、復旧ポイント数を1344にすることで、2倍の年月分を確保することできます。

 

以上、Koichiがお伝えしました。
facebookもよろしくお願いします!!!

<ARCserve 公式 facebook ページ>

 

[2018年10月11日追記]

Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP では、最大で 1440 個まで復旧ポイントを保持することが出来ます。

また、日次/週次/月次のバックアップスケジュールを設定し、それぞれに復旧ポイントの保存数を設定することもできます。詳しくは以下の記事をご覧下さい。

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (4) 詳細スケジュール設定: 日・週・月次指定 ~

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