« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年9月の6件の記事

2012年9月27日 (木)

メルマガコラム再掲 メール通知でバックアップ運用はより安心

今週もARCserveのメルマガで執筆しているコラムを再掲します。
今回は2011年2月1日に配信したメルマガから「メール通知でバックアップ運用はより安心」を紹介します。

ここ最近の案件で特に多く伺うのは、「もしバックアップに失敗したらどうなりますか」というご質問です。「今使っているバックアップソフトで以前に3か月近くもバックアップが取れておらず、いざという時にリストアできない」という事があったお客様から頂いた、「万が一バックアップに失敗してしまった際にその旨を通知する機能はないか?」というご質問がひとつの例です。

ARCserve D2Dでは万が一バックアップに失敗してしまった際に電子メールで通知する事ができます。もちろん正常にバックアップが完了した際にも通知する事ができますし、他にもバックアップ先のディスク空き容量が指定した値を下回った場合、ARCserve D2Dの新しい更新(パッチ)が利用できる場合、バックアップ対象サーバのCPUやメモリといったリソースが指定した値を下回った場合といった細かい条件でメール通知を行う事ができます。

続きを読む "メルマガコラム再掲 メール通知でバックアップ運用はより安心" »

2012年9月21日 (金)

「うっかり削除」をレプリケーションしない方法

こんにちはホテです。

ARCserve Replication/HA の導入を検討しているお客様からたまにいただくご質問に
「マスタ(複製元)で削除されたファイルはどうなるの?」というものがあります。

答は簡単で、マスタで削除されたものはレプリカ(複製先)でもきれいに削除されます。
ARCserve Replication/HA はマスタで行われた変更をレプリカで再現する事で、
データを複製するソフトですから、当たり前と言えば当たり前かもしれません。

Fig3

(マスタで削除したものはレプリカでも削除)

特にファイルサーバなんかでは、ユーザの方が誤ってファイルを削除してしまう事が
日常茶飯事なので、ARCserve Replication/HAをご利用のお客様のほとんどが、
そういった事故に備えてARCserve D2DやARCserve Backupをセットで利用されています。

では、ARCserve Replication/HAの機能だけでは全く打つ手がないのかと言えば、
そうでもありません。今日はARCserve Replication/HAのプロパティをいじって、
ファイルの「削除」だけをレプリケーションしない方法を試してみようと思います。

続きを読む "「うっかり削除」をレプリケーションしない方法" »

2012年9月20日 (木)

メルマガコラム再掲 イメージ バックアップを遠隔地に保管する

シュンスケです。

1ヶ月ぶりとなってしまいましたが、今週もARCserveのメルマガで執筆しているコラムを再掲します。
今回は2011年12月21日に配信したメルマガから「イメージ バックアップを遠隔地に保管する」を紹介します。

今回はBCPの一つの手段として「イメージ バックアップを遠隔地に保管する」という方法をご紹介します。

業務サーバをARCserve D2Dを使ってイメージ バックアップしておくことで、ハードディスクが故障してしまった、あるいはシステムがウイルスに感染してしまったという障害にあってもサーバ丸ごとを迅速にベアメタル復旧する事ができます。
ただこのイメージ バックアップ データ、業務サーバと同じ建屋に保管されていると、建屋全体やその地域といった広い範囲での障害、言い換えれば災害があった際には業務サーバと一緒に失ってしまう事になります。せっかくのバックアップも業務サーバと一緒に失われてしまっては意味がないのです。

従来の災害対策では、バックアップ テープを別の拠点に送ってそこで保管するという手法がよく取られていましたが、先の東日本大震災ではこの手法の弱点も取りざたされました。それは輸送中のテープも被災してしまうという可能性です。また交通網が寸断され、テープが輸送先の拠点までたどり着かないという事態も考慮する必要があると言われています。
そもそもテープを梱包する、拠点で受け取って保管するなどの手間や配送業者を使うコストなどを考えると、実はあまり効率的な方法とは言えないのです。

続きを読む "メルマガコラム再掲 イメージ バックアップを遠隔地に保管する" »

2012年9月18日 (火)

ARCserve RHA r16 SP2 新機能 ~ 帯域制御機能の曜日指定 ~

マサオミです。

前回、ワークグループ環境でのアクセス権(ACL)の複製について記事を書きました。    
本当であれば、今回はその続きを書きたいところなのですが、    
少々準備が間に合わなかったのでまた改めてご紹介します。    
(前後してしまい申し訳ありません)

今回は「帯域制御機能の曜日指定」について解説させていただきたいと思います。   
それでは、Tech Tuesday、始めます!

======== r16 新機能目次 ========

① ネットワークアドレス変換(NAT)に対応 (全2回)  第1回 第2回    
② ワークグループ環境でのアクセス権(ACL)の複製 第1回 第2回(後日公開)    
帯域制御機能の曜日指定  (←本日はここ)  
ログ収集ツールの追加    
ブロックレベル同期の動作改善    
同期時のアーカイブビットの保持    
その他の新機能・改良点

==============================

今回の内容は非常にわかりやすい機能拡張なので1回にまとめます。   
こちらもお客様からもご要望の強かった機能の1つです。

なお、引き続きのご紹介にはなりますが・・・   
今回ご紹介する設定方法については弊社で開催している    
無償ハンズオントレーニングでもお試しいただけますので    
実際に触ってみたい、という方は是非お申込みください。

災害対策・業務継続に!ARCserve Replication/HA■前編■    
※ r16 SP2も含めた内容に変更済み! 

続きを読む "ARCserve RHA r16 SP2 新機能 ~ 帯域制御機能の曜日指定 ~" »

2012年9月 7日 (金)

毎日1回バックアップで31日間の「31世代」を確保する方法

「復旧ポイント」という言葉をご存知でしょうか?

ARCserveのイメージ・バックアップソフト「ARCserve D2D」では、「バックアップの世代」を「復旧ポイント」と呼んでいます。

つまり

復旧ポイント(数)=バックアップの世代(数)

です。

 

復旧ポイントの数を指定する場合、ARCserve D2Dの「保護設定」画面の「復旧ポイント」に数字を入れて指定します。

D2d

 

簡単ですね。

毎日1回バックアップで1週間の7世代を確保する場合は、ここの数字は「7」となります。
毎日1回バックアップで31日の31世代を確保しておきたい場合は、「31」となります。

バックアップデータからファイルをリストア(戻す)場合は、この復旧ポイントから戻しますので、毎日1回バックアップで31世代を確保している場合は、過去31日間のうち、任意の日のバックアップデータからファイルをリストアすることができます。

 

それでは、最大でどのくらいバックアップ世代を持てるのでしょうか?

それは、1344 です!!!

復旧ポイント数を1344に指定した場合、毎日のバックアップでも1344日分になります。なんと、毎日1回のバックアップを行ったとしても4年と8か月のバックアップデータを確保できることになります。

頼もしいですね!

なお、この場合はバックアップ先の HDD の空き容量が足りなくならないようご注意ください。増分バックアップだけを繰り返せるといっても、4年8か月分となるとかなり容量が大きくなる可能性があります。

<参考記事>

メルマガコラム再掲:バックアップ先に必要なディスク容量を見積もる!

 

ちなみに、バックアップの間隔を「2日に1回バックアップ」にすれば、復旧ポイント数を1344にすることで、2倍の年月分を確保することできます。

 

以上、Koichiがお伝えしました。
facebookもよろしくお願いします!!!

<ARCserve 公式 facebook ページ>

 

[2018年10月11日追記]

Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP では、最大で 1440 個まで復旧ポイントを保持することが出来ます。

また、日次/週次/月次のバックアップスケジュールを設定し、それぞれに復旧ポイントの保存数を設定することもできます。詳しくは以下の記事をご覧下さい。

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (4) 詳細スケジュール設定: 日・週・月次指定 ~

2012年9月 4日 (火)

Arcserve RHA r16 SP2 新機能 ~ワークグループ環境でのアクセス権(ACL)の複製 ~

マサオミです。

Tech Tuesday、本日も引き続き Arcserve RHA r16 SP2の新機能をご紹介します。今回は我々CAのプリセールスメンバーも搭載されることを待ち望んでいた機能、「ワークグループ環境でのアクセス権(ACL)の複製」について解説します。

これにより、Active Directory ドメインに参加していないファイル サーバの切り替え運用が、より便利になります!

======== r16 新機能目次 ========

① ネットワークアドレス変換(NAT)に対応 (全2回)  第1回 第2回    
ワークグループ環境でのアクセス権(ACL)の複製      (←本日はここ)
帯域制御機能の曜日指定    
ログ収集ツールの追加    
ブロックレベル同期の動作改善    
同期時のアーカイブビットの保持    
その他の新機能・改良点

==========================

 

なお、今回ご紹介する設定方法については弊社で開催している無償ハンズオントレーニングでも実際にお試しいただけますので、実際に触ってみたい、という方は是非お申込みください。

災害対策・業務継続に!Arcserve Replication/HA■前編■

 

続きを読む "Arcserve RHA r16 SP2 新機能 ~ワークグループ環境でのアクセス権(ACL)の複製 ~" »

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »