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2012年10月 2日 (火)

ARCserve RHA r16 SP2 新機能 ~ ログ収集ツールの追加 ~

マサオミです。10月に入りましたがまだまだ暑いですね。

さて、本日のTech Tuesdayは「ログ収集ツールの追加」について   
解説させていただこうと思います。

======== r16 新機能目次 ========

① ネットワークアドレス変換(NAT)に対応 (全2回)  第1回 第2回    
② ワークグループ環境でのアクセス権(ACL)の複製 第1回 第2回(後日公開)    
帯域制御機能の曜日指定    
ログ収集ツールの追加  (←本日はここ)  
ブロックレベル同期の動作改善    
同期時のアーカイブビットの保持    
その他の新機能・改良点

==============================

 

ARCserve Backupでは搭載されていた機能ではあるのですが   
ARCserve RHAではr16 SP2でようやく搭載されました。   
特に弊社の販売・構築パートナー様に取っては有益なツールに   
なっているのではないかと思います。

再三のご案内ではありますが、既に無償ハンズオントレーニングの環境は   
r16 SP2になっております。このツールもお試しいただくこともできますので   
実際に触ってみたい、という方は是非お申込みください。

災害対策・業務継続に!ARCserve Replication/HA■前編■   
※SP2も含めた内容に変更済み!

さて、ログ収集ツールなのですが、どうしてこれが必要なのか、   
という点からご説明いたします。このブログをご愛読いただいている方には   
説明不要かもしれませんが、ARCserve RHAは「エンジン」と「コントロールサービス」という   
2つのコンポーネントでレプリケーションを実現しています。

 

<参考>   
コントロールサービスって何なのさ   
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2010/03/post-18b8.html

 

何かあった時のためにコントロールサービスやエンジンの   
動作ログがそれぞれ保存されていて、弊社のテクニカルサポートが   
サポートをさせていただく時にはこれらのログの提供をお願いしていました。

LogCollection1

 

ただ、それぞれバラバラのログなので、フォルダ毎にZIPでまとめていただき、   
更にマスタのログなのかレプリカのログなのかをわかるように名前を付けをお願いしていました。

ただ、これからは各マスタ・レプリカにログオンして   
ログをまとめてZIPにして、という作業が必要なくなります!   
ログ収集ツールが全部やってくれます。 

LogCollection2

 

具体的な利用手順については   
以下のサポート技術情報をご参照ください。

技術情報:ログ収集ユーティリティの使用方法   
https://support.arcserve.com/s/article/202911055?language=ja

元々サポート用のツールではありますのでインタフェースは英語なんですが、   
それほど操作が必要なものではないので迷わず利用できると思います。

ログ収集ツールを使うと   
① そのシナリオに登録されているマスタ・レプリカのエンジンログを収集   
② マスタ・レプリカのWindows OSのイベントログを収集   
③ コントロールサービスのログを収集   
④ 全部ZIPで圧縮して1つのフォルダにまとめる   
⑤ まとめたフォルダにシナリオ名を付けてZIPで圧縮 (任意の名前を付けることも可能)   
と、ここまでやってくれます。   
これらを手作業で全部やろうとすると結構大変ですよね・・・。

収集するログはインタフェース上で選択できるようになっていますが   
OSに出ているイベント情報なども問題解決のきっかけになったりしますので   
基本は全て収集していただく方がよいと思います。

 

ただ、これは私個人の実感ではありますが   
ログ収集ツールで集められたログ(ZIP)だけでなく   
シナリオのエクスポートファイルもあると問題解決が早いかもしれません。   
収集されたログの中にシナリオの情報が入っているのですが   
シナリオのエクスポートファイルの方がシナリオの設定などを見やすいので   
合わせて以下も実施いただきログファイルと一緒にお送りいただくといいかと思います。

ScenarioExport

 

① RHA マネージャを起動   
② 対象シナリオを右クリック   
③ メニューから[エクスポート]をクリック   
④ 任意の場所に保存(xmc形式のファイル) 

 

以上ログ収集ツール+シナリオのエクスポート方法のご説明でした。   
これまでに比べて圧倒的に作業が楽になっていますので   
何か困ったことがあったらこちらのツールを使ってログを収集した上で   
弊社のテクニカルサポートにお送りください。

まぁ、理想を言えば、このようなツールを使う必要のないことが   
一番いいんですけどね・・・ f(-_-;)

本日はここまで。

See you in next TT. . .

  

P.S.

r16 SP2で技術情報が大変多く追加・更新されています。   
ご提案・導入前には是非ご覧ください。

ARCserve Replication / High Availability 製品サポート 
https://support.arcserve.com/s/topic/0TO1R000001MGBDWA4/arcserve-rha?language=ja

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