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2012年10月18日 (木)

メルマガコラム再掲 実は簡単、仮想のバックアップ!

シュンスケです。

今週もARCserveのメルマガで執筆しているコラムを再掲します。
今回は2012年3月7日に配信したメルマガから「実は簡単、仮想のバックアップ!」を紹介します。

さて今回のコラムでは昨年にもご紹介させて頂いた、仮想環境のバックアップを簡単にするための製品をご紹介します。

仮想マシンのバックアップを考える場合、大きく分けて2通りの方法があります。1つは仮想マシン上にエージェントなどバックアップ製品をインストールして、仮想マシン上でバックアップを実行する方法。それに比較して注目を集めているのが、仮想マシン上には製品をインストールせずにホスト上の仮想ディスクを直接バックアップする「エージェントレス」と呼ばれるバックアップ方法です。

エージェントレス バックアップのメリットには以下が挙げられます。
1. 仮想マシンの負荷を減らすことができる
2. バックアップ環境の構築作業が簡略になる
3. 管理しなければいけないライセンスが単純化される

ただ、バックアップ製品の中にはエージェントレス構成にすると、ファイル・フォルダ単位での復旧ができない、増分・差分バックアップができないという制約がかかる場合があります。結局のところ、エージェントレス構成は一部にしか使えないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ARCserveシリーズr16で新たに加わったARCserve Central Host-Based VM BackupはvSphere環境に特化したイメージバックアップ製品で、エージェントレス構成でありながらファイル・フォルダ単位での復旧に加えてSQL ServerやExchange Serverのオンラインバックアップ・データベース単位の復旧を実現します。またVMware社のvStorage API for Data Protectionに対応しているため、CBT機能により前回のバックアップからの変更ブロックだけを増分バックアップすることができます。
エージェントレス バックアップによるメリットを最大限に生かしながら、物理環境でできていた「ファイル単位の復旧」や「SQL Serverのオンラインバックアップ」、「増分バックアップ」などが今までどおりに使えるので、サーバ仮想化案件に是非とも加えて頂きたい製品です。

ライセンスはvSphereのホスト単位なので、仮想マシンが後から増えてもホストの数が変わらなければバックアップの追加ライセンスは必要ありません。1ライセンスあたり定価で\200,000と、コストパフォーマンスの高い金額になっています。

 

<関連記事>

Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP でももちろん仮想マシンのエージェントレス バックアップが可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ ~

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