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2012年11月 9日 (金)

必見!仮想環境のレプリケーションにおける Arcserve Replication のライセンスの考え方(主な3例のご紹介)

鉄道大好き、エヌエスです。

サーバを物理環境から仮想環境へ移行されるケースも増え、「仮想マシン(Guest OS)をレプリケーションしたい」とのお問合せもたくさん頂いております。

そこで今回は、Arcserve Replication/High Availability(以下 Arcserve Replication/HA)を使った仮想マシン(Guest OS)のレプリケーションの主な構成例について、ライセンスの考え方をご紹介したいと思います。

 

【構成例1】
仮想マシン個別のレプリケーション(仮想マシンが5ノードまでの場合)

5replication_2

VMware ESX Server、Hyper-V等の仮想マシンを個別にレプリケーションします。

この構成では、Arcserve Replication/HA Virtual Machineライセンスが必要となります。仮想マシン5台までであれば、5ライセンスパックがお得です。

 

【構成例2】
仮想マシン個別のレプリケーション(仮想マシンが複数の場合)

Replication

この構成は、構成例1の応用です。

1台のホストサーバに4台以上の仮想マシンが搭載されている構成では、ホストサーバ単位のArcserve Replication/HA VM Protection per Host Licenseを選定したほうが、構成例1のように仮想マシン単位でライセンスを購入するよりお得です。

 

【構成例3】
Hyper-V仮想マシンを丸ごとレプリケーション

Hyperv_2

この構成は、Hyper-V仮想環境のみ可能な構成です。Hyper-V仮想環境では、Hyper-Vシナリオで、Hyper-V仮想マシンを丸ごとレプリケーションすることができます。この場合、ライセンスはホストサーバのOSのEditionに応じたArcserve Replication/HA標準版ライセンスを、ホストサーバ台数分購入します。

なお、上記構成図では、複製先は物理サーバとなっていますが、Hyper-V仮想環境同士のレプリケーションも可能です。

 

『ライセンスガイド』では、その他構成例についても、必要なライセンスや構成上のポイントをご紹介しています。併せてご参考ください。

[参考URL]
■Arcserve Replication / High Availability r16.5 for Windowsライセンスガイド
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/rha-r165-licence-guide.pdf
※リンクをUpdate(2018/10/17)

 

≪鉄道小噺≫
今朝、通勤時、電車がホームに入線する前に駅員さんからこんなアナウンスが。


駅員:「まもなく○○行きがまいります。ドアが閉まりますのでご注意・・・
    ・・・白線の内側に下がってお待ちください」

駅員さんも疲れてるんだなぁと思いつつも、
思わず、「ドアが閉まりますって、まだ電車来てませんけど・・・」と
つっ込みを入れたくなったエヌエスでした。

 

<関連記事>

VMware vMotion/HA などの環境でARCserve Replication/HA のライセンスはどのように買うの?

Arcserve Replication/High Availability のライセンス種類と違い

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コメント

ライセンスの構成でひとつ疑問
例えば
サーバーAのレプリケーション先をサーバーB
サーバーBのレプリケーション先をサーバーC
サーバーCのレプリケーション先をサーバーA
のような三角形にこうした場合ライセンス数は?と
そもそもこの構成が動作するのか?意味があるのか?

愚問かもしれませんが

abe 様

いつもご愛読ありがとうございます。マサオミです。

ご質問の件ですが、
A→B、B→C、C→Aで複製する対象がそれぞれ違う(たすき掛け)という場合には
パスの被りない限り実施することができます。
ライセンスの数はサーバ台数が3台あることから、ライセンス3本となります。

例) 可能な構成
サーバA      サーバB
[Dドライブ] ----> [Dドライブ]

サーバB      サーバC
[Eドライブ] ----> [Eドライブ]

サーバC      サーバA
[Fドライブ] ----> [Fドライブ]

ライセンス数: サーバA、B、C分として3本

お互いのデータを持たせ合うという意味ではこういった構成で
導入されているお客様もいらっしゃいます。

お答えになっておりますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

早々に回答ありがとうございました
今後ともよろしくお願いいたします

abe 様

ご確認ありがとうございました。
是非今後ともよろしくお願いいたします。

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