同期にかかる時間/同期処理の仕組みについて
鉄道大好き、エヌエスです。
CA ARCserve Replication/High Availabilityの検討を進めていくと、
「同期にかかる時間」や「同期の仕組み」について、
興味を持たれるユーザーも多いと思います。
そこで参照いただきたいのが、arcserve.com カタログセンター内の資料、
「ARCserve Replicationの12の現場技」です。
この資料では、上記の通り、弊社で行われたベンチマークテストの結果が掲載されており、
同期にかかる時間を見積もる上で、参考になる内容となっています。
なお、資料をご覧いただくと、
同期の処理は「初期化」「比較」「転送」に分かれていることに気づきます。
そこで、この3つの処理について、簡単に仕組みを解説したいと思います。
「初期化」「比較」「転送」では、以下の処理が行われています。
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[初期化]
・ディレクトリのスキャンとシグネチャの作成
[比較]
・シグネチャの比較
[転送]
・レプリカにのみ存在するファイルの削除と差分ファイルの転送
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なお、同期中にマスタサーバの統計情報ビューを見ると、
その時のステータスが「初期化」か「比較と転送」かを
確認することができます。
また、目視でステータスが切り替わる切れ目を確認し、
その時間を記録しておくことでそれぞれの時間を計算できます。
ARCserve Replication / High Availabilityでのレプリケーションを
ご検討の方は、是非、参考にしてみてください。
≪参考リンク≫
Arcserve Replicationの13の現場技
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/rha-180-field-tech.pdf
※リンクをUpdate(2022/09/30)
さて、恒例のプチ鉄道ネタを1つ。
日本CAの最寄駅である永田町から、地下鉄有楽町線/南北線で
2駅隣りの「市ヶ谷」には、地下鉄有楽町線/南北線をつなぐ
地下連絡線があるのをご存じでしょうか。
これは、地下鉄南北線が大規模な点検・改修/更新工事が可能な
車両基地を有しておらず、地下鉄有楽町線 新木場駅にある
車両基地へ南北線の車両を回送する為に設けられています。
この連絡線、有楽町線、南北線で市ヶ谷到着時、
車窓から見ることができます。(トンネル内なので暗いですが・・・)
興味のある方は、是非、見てみてください。
[2018年6月28日追記]
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より大容量のベンチマーク テストも行いましたので、こちらも一緒にご覧下さい!
Arcserve Replication/HA : 9 TB(300万 ファイル)の同期時間を測定しました!
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