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2013年6月14日 (金)

Arcserve Replication / HA 必要ライセンス数の確認方法(応用編)

鉄道大好き、エヌエスです。

前回、Arcserve Replication/High Availability(HA)の必要ライセンス数の確認方法「基礎編」をお届けしました。

[前回の記事]
Arcserve Replication / HA 必要ライセンス数の確認方法(基礎編)
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2013/06/arcserve-replic.html

今回は、「応用編」になります。

【1】1台のサーバでレプリケーション(シングルサーバレプリケーション)
[必要ライセンス数]
⇒1ライセンス

Ssr_2

サーバ1台で、同一サーバ内の内蔵ディスクや外付けハードディスク、また、Linux/UnixベースのNASにレプリケーションする場合は、1ライセンスのみで構成します(シングルサーバレプリケーション)なお、このシングルサーバレプリケーションの場合、以下の制限事項があります。

[シングルサーバレプリケーションの制限]
 ・ファイル数が200万ファイル以下の運用を推奨します。
 ・WAN越しでのレプリケーションは未サポートです。
 ・DB/アプリケーション(Hyper-V含む)のレプリケーションは未サポートです。
 ・アクセス権のレプリケーションは未サポートです。
 (LinuxなどWindows サーバ以外へレプリケーションする場合)

 

【2】N対1のレプリケーション(マスタサーバが複数台ある構成)
[必要ライセンス数]
⇒マスタ/レプリカサーバ(ノード)数の合計

各拠点に分散しているファイルサーバのデータを1ヶ所のデータセンタへ集約するケースなど、複数台のマスタサーバのデータを1台のレプリカサーバへ、レプリケーションするN対1の構成も可能です。この場合は、マスタ/レプリカサーバ(ノード)数分のライセンスが必要です。

 

【3】1対Nのレプリケーション(レプリカが複数台ある構成)
[必要ライセンス数]
⇒マスタ/レプリカサーバ(ノード)数の合計

本社のファイルサーバ1台のデータと同じデータを、各拠点にあるファイルサーバにも置いておくケースなど、1台のマスタサーバのデータを複数台のレプリカサーバへ、レプリケーションする1対Nの構成も可能です。この場合は、マスタ/レプリカサーバ(ノード)数分のライセンスが必要です。

N1_1n

 

なお、その他構成については、「ライセンスガイド」をご参考ください。

Arcserve Replication / HA r16.5 ライセンスガイド(PDF 910 KB)
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/rha-r165-licence-guide.pdf
※リンクをUpdate(2022/09/29)

Arcserve.com カタログセンター
https://www.arcserve.com/jp/jp-resources/catalog-center/
※リンクをUpdate(2018/10/17)

 

さて、箱根湯本と強羅をむすぶ、箱根登山鉄道では、なんと25年ぶりに新型車両が導入されるそうです。(2014年11月頃予定)

車両デザインは、岡部 憲明 氏が手がけ、前面の大型ガラスや側面の上下に大きく広がる展望窓から景色が望めるのが特徴だそうです。

ぜひ、この新型車両で、車窓から綺麗なあじさいを見てみたいなぁと思います。

 

<関連記事>

Arcserve Replication/High Availability のライセンス種類と違い

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