ARCserve D2DでのHyper-V仮想マシンバックアップ 2つの基本構成パターン
鉄道大好き、エヌエスです。
今回は、よくある問い合わせがあるARCserve D2DでのHyper-V仮想マシンのバックアップについて、2つの基本的な構成パターンをご紹介します。
【構成パターン1】
Hyper-Vホスト/ゲストごと、Hyper-V環境全体をバックアップ
■ Photo:CA ARCserve D2Dライセンスガイド P.161(PDF 9ページ)
この構成では、Hyper-Vホストにだけ、ARCserve D2D Advanced Editionを導入します。仮想マシン毎にARCserve D2Dをインストールせずに、Hyper-V仮想環境全体をバックアップでき、ホストもゲストも一括して、ベアメタル復旧することが可能です。
なお、仮想マシン上のファイル/フォルダ単位のリストア要件がある場合は、次の【構成パターン2】をご検討ください。
[2015年3月27日追記]
Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP ではエージェントレスバックアップ でも Hyper-V仮想マシン上のファイルをリストアできるようになりました。詳しくは以下の記事をご覧ください!
【構成パターン2】
仮想マシン個別のバックアップ
■ Photo:CA ARCserve D2Dライセンスガイド P.160(PDF 8ページ)
この構成では、仮想マシンにARCserve D2D Standard/Advanced Editionを導入することで、仮想マシン単位のサーバ丸ごとのバックアップや、フォルダ/ファイル単位のリストアが可能です。
[2020年7月5日追記]
Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP でも仮想マシンに Arcserve UDP エージェントを導入してのバックアップ/リストアが可能です。Arcserve UDP では物理 CPU 数単位のライセンス体系になっているため、仮想マシンの台数が増えても必要なライセンスが増えることはありません。
さて、上野-東京駅間で、「東北縦貫線」の工事が佳境を迎えています。この「東北縦貫線」は、新幹線の線路の上に、在来線の高架を作り、現在、上野が終着となっている東北/高崎/常磐各線の営業区間を、東京駅まで延長し、利便性の向上を図るものです。
上野駅付近で見られる 新幹線の高架上に、在来線の高架を建設する様子は、まさに圧巻です!ぜひ、付近を通られる際、興味がありましたら、見てみてください。
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