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2013年8月の6件の記事

2013年8月30日 (金)

【事例】4 時間から15 分にバックアップ時間が短縮。データ容量は80%削減

ARCserve D2DとReplicationの導入事例(霧島酒造株式会社)が公開されました。

「肥大化するファイルサーバのデータ保護」と「バックアップシステムの効率化」という2つの課題に取り組み、見事解決されています。

以下、概要です。

 

■「バックアップシステムの効率化(時間と容量の節約)」に関する取り組みについては、

サーバ10台のバックアップを行うにあたり、

【バックアップ時間】

以前は、各サーバごとに4 時間かかるフルバックアップを毎日行っていたところ・・・、

現在は、NASへフルバックアップと30 世代分の増分バックアップで運用し
初回のフルバックアップ以降は1サーバ15分程の増分バックアップで対応できるようになっている!

 

【容量】

以前は、フルバックアップ3世代分のデータ容量が460GBにもなっていたところ・・・、

現在は、フルバックアップと30世代分の増分バックアップを含めても総容量は85GBに収まっており、
以前と比較してバックアップのデータ容量は約80%も削減しています!
バックアップ世代は10倍にもかかわらず、です。

 

■もう一つの課題の「肥大化するデータの遠隔地での保全」については、

・確実に複製がとれる
・設定が簡単で当社の人員だけで運用できて手軽
というメリットからCA ARCserve Replicationを選択し、解決!

 

詳細はこちらの4ページ事例をご覧ください。

老舗の酒造メーカーに必要だったのはBCP の強化~信頼性の高いARCserve シリーズが肥大化するデータの保全や災害対策サイトの構築に貢献

(4ページ、1MB PDF)
※リンクをUpdate(2022/09/30)

 

以上、先日(2013/8/25)の おんたけスカイレース を無事完走したKoichiがお伝えしました。

2013年8月22日 (木)

メルマガコラム再掲:D2Dは集中管理もできるって知ってました?

こんにちは、ホテです。

今回は2012年9月19日に配信したメルマガのコラムを再掲します。

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ここ最近「サーバ170台のシステムバックアップをD2Dでやりたい」「クライアント300台の丸ごとイメージバックアップにD2Dを使いたい」といった、比較的規模の大きい環境でD2Dを利用したいというご相談を頂いています。

特に規模の大きな環境ほどバックアップに手間をかけられないため、より簡単に使えるバックアップソフトが好まれるようです。あるいは規模が大きいだけに、コストを抑えるため低価格な製品を選定される、という傾向もあるようです。

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2013年8月20日 (火)

ARCserve HAのサービス監視を一時的に止めたい!

こんにちは、ホテです。

ARCserve High Availability(HA)の良い点として本番サーバ上のアプリケーションサービスを監視し(Is Aliveチェック)、サービスが止まって動かない時にはスイッチオーバーしてくれる、という点があります。

しかし一方で、サーバの運用を行う上では人為的にアプリケーションを止めておきたい場面もあります。例えばこちらの記事に書いてあるように、バックアップの際にオンライン バックアップに対応していないアプリケーションのサービスを停止するという事があります。

そうすると、バックアップをしようとアプリのサービスを止める度にスイッチオーバーが行われてしまうのでは?という疑問が出てきます。

00

(サービスを止めるとスイッチオーバーしてしまう!?)

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2013年8月16日 (金)

ARCserveシリーズ「プログラム証書」のEメール納品をもうすぐ開始

ARCserve.comのニュースやFacebookでもお知らせが掲載されましたが(※1)、2013年9月9日出荷日からARCserveシリーズのプログラム証書の納品が、

・紙媒体による宅配便での納品から、
・Eメールによるオンライン証書の納品へ

と切り替わります。

 

この大きなメリットは

・省資源、省エネルギーの実現!
・迅速な提供が可能となり、従来に比べ納品までの期間を大幅に短縮!

です。

 

◆プログラム証書には何が書かれているか?

プログラム証書には、「製品のライセンスキー」「メンテナンス期間」や技術サポート問い合わせに必要な「LPナンバー」といった情報が記載されています。

注文後、もっと早く証書を受け取りたいという要望も多かったのですが、これにより従来より短い期間で証書を受け取ることがが可能となります。

Fb20130813c

<関連記事>

Arcserve ライセンス プログラム証書の読み方

 

◆納期はどのくらい短縮?

この納期の短縮ですが、これまで Arcserve に注文が入ってから6営業日目に納品となっていたところ、Eメール納品では3営業日目に納品となり、3営業日分の短縮が可能となりました。

Blog20130816

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ちなみに、パッケージ製品(BOX製品)ですが、各販売店の在庫からの出荷となるため即入手も可能な場合もあるかと思います。

ただし、ライセンスプログラム製品はメンテナンスの一環として技術サポートを含んでいますが、パッケージ製品(BOX製品)は基本的に(※2)技術サポートが別契約となるため、技術サポートも必要な場合はご購入をお忘れなく!

BOX製品の技術サポートもライセンスプログラム(のなかのCSP)なので今回のEメール納品化で納期短縮の恩恵を受けられます。

 

[ライセンスプログラム製品とパッケージ製品の比較]

・ライセンスプログラム製品:メンテナンス(技術サポートと無償アップグレード)付き
・パッケージ製品:基本的に(※2)メンテナンスは付いていないため、技術サポートは別途契約(ライセンスプログラムのCSP)が必要

<関連記事>

パッケージ製品とライセンスプログラム製品の違い

 

以上、最近トレイルランニングを始めたKoichiがお伝えしました。

 


※1 お知らせ
・facebook CA ARCserve Japan Official
暑いね~グリーンITで地球を守らなきゃ!

※2 「年間メンテナンス付き」のパッケージ製品の場合は技術サポートが付いています。
「年間メンテナンス付きパッケージ製品」と「ライセンスプログラム製品」の違い

2013年8月15日 (木)

メルマガコラム再掲:Updateで新機能を使おう!

こんにちは、ホテです。
大分間が空いてしまいましたが、2012年9月5日に配信したメルマガのコラムを再掲します。

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D2Dでは定期的に「Update」と呼ばれる更新パッチが公開されている事をご存知でしょうか?

D2Dのインストールされたマシンがインターネット接続できる環境では、CAのサーバから自動で更新パッチをダウンロードできます。もし直接インターネット接続できない環境でも、別のマシンでCAのサポートサイトにアクセスできればパッチを入手する事ができます。

Updateは累積パッチなので最新のものだけを適用すれば結構です。新機能や対応アプリケーションの新しいバージョンへの対応などを盛り込んでいるので、適用されていない方は是非お試しください。

2013年8月 2日 (金)

増え続ける世代数がディスク使用量を圧迫していませんか?バックアップ世代を一定に保つテクノロジのご紹介!

鉄道大好き、エヌエスです。

バックアップの世代数が増え続けると、ディスクに保存されるバックアップデータは膨大なデータ量になり、バックアップのためのディスク空き容量が足りなくなってしまいます。

特にフルバックアップと増分バックアップを組み合わせた場合、フルバックアップは残しておく必要があるため、通常は、簡単に一番古いバックアップだけ消せばよいというわけにもいきません。

そういった事情から、フル+増分でバックアップを行っていても、簡単に指定した世代数に限定されるバックアップが求められています。

 

ここで登場するのが、CA ARCserve D2D for Windowsです。

 

CA ARCserve D2D for Windowsでは、最初に世代数を指定したらその世代を超えることはありません。フル+増分を組み合わせていても、うまく古いバックアップを自動的に消し、常に一定の世代数を保つことができるのです。

今回は、この一番古い世代をうまく自動的に消せる技術「I2テクノロジ」について解説します。

 

■ARCserve D2D for Windowsの「I2テクノロジ」

ARCserve D2D for Windowsでは、フルバックアップは最初の1回だけ。以降の増分バックアップは、指定した復旧ポイント数(バックアップの世代数)の範囲で行うことが可能です。

例えば、3世代のバックアップを行いたい場合は、バックアップの回数が指定した復旧ポイント数(3)の次の4回目になった際、最初のフルバックアップデータと、一番古い増分バックアップデータがマージ(合成)され、結果的に一番古いバックアップが消え、最終的な世代数は3世代に保たれます(下図※)。

このようにして自動的にバックアップデータを一定数に保つ世代管理が可能なのです(I2 テクノロジ)。

※復旧ポイント数を3で設定(3世代のバックアップ)
I2

 

バックアップ世代を限定し、ディスク使用量を抑え、メンテナンスフリーなバックアップ運用をご希望のお客様は、ぜひ、ARCserve D2D for Windows をご検討ください。

 

<関連記事>

Arcserve D2D の後継製品、Arcserve UDP でも I2 テクノロジは健在で、バックアップ先のストレージを効率的に利用することができます。

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Arcserve UDP のバックアップ容量削減事例を詳しく解説!【前編】

Arcserve UDP の事例から分かる増分率と重複排除/圧縮率の傾向

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