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2013年9月 5日 (木)

メルマガコラム再掲: 復旧セットが追加されました!

こんにちは、ホテです。
本日は、2012年11月21日に配信されたメルマガのコラムを再掲します。

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先日公開されたARCserve D2D r16 Update 7では「復旧セット」による世代管理機能が追加されました。

D2Dでは「継続的な増分バックアップ」ができるため、定期的にフルバックアップを取り直す必要がありません。この際の世代管理では、フルバックアップでも増分バックアップでも1世代として数えます。

一方で、定期的にフルバックアップを取り直す昔ながらの運用では、フルバックアップとそれ以降の増分バックアップ(次のフルバックアップを取り直すまでの増分)をひとかたまりの「復旧セット」として数えます。

「継続的な増分バックアップ」では設定された世代数を超えてバックアップを行った場合、一番古い増分バックアップデータがフルバックアップに合成されるので、保存するバックアップの世代数は設定された数に保たれます。これを「マージ」と呼びます。マージ機能があるおかげでD2Dは一般的なバックアップ製品と比べ、バックアップデータの容量を大幅に削減する事ができるのです。

一方で、復旧セットによる運用は定期的にフルバックアップを取り直すための容量をバックアップ先に確保する必要がありますが、特に更新率の多い環境や1時間おきなど小刻みにバックアップを取得されている場合には、「マージ」を行わない分、復旧ポイントでの運用よりもバックアップ時間を短縮できる場合があります。
そのような環境でもD2Dを活用頂けるようUpdate 7で追加されたのが「復旧セット」による世代管理機能なのです。

43_recoveryset

(復旧セットの設定画面)

またUpdate 7では「マージ」を行う時間帯をバックアップのスケジュールとは別に設定できるようになりました。
r16 Update 6以前ではバックアップ完了後すぐにマージが行われましたが、Update 7ではバックアップのスケジュールとは別にマージのスケジュールを設定できるため、マージを「後回し」にすることができます。(※1

復旧ポイントによる運用と、復旧セットによる運用。どちらのメリットも得る事ができるD2Dを是非お試しください!


※1 Arcserve D2D の後継製品 Arcserve UDP ではマージの仕組みが改善されています。マージの処理時間でお悩みの方は Arcserve UDP 最新バージョンをお試しください!

Arcserve UDP では「マージ」の時間が短くなります

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (5) マージおよびカタログ作成の代行処理 ~

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