「レプリケーション」と「バックアップ」の違いとは
こんにちは、ホテです。
CA TechnologiesではARCserve Replication/High Availability(HA)
ARCserve Backup、ARCserve D2Dと3種類のデータ保護のソフトウェアを販売しています。
このうち、ARCserve Replication/HAが「レプリケーション」ソフトで、
ARCserve BackupとARCserve D2Dはいわゆる「バックアップ」ソフトです。
いずれもサーバのデータ損失を避けるためのソリューションですが、
強みにしているポイントが違います。
それぞれの違いをざっくりまとめるとこんな感じです。
■レプリケーション(ARCserve Replication/HA)の良いところ
レプリケーションはリアルタイムにサーバのデータを複製するソリューションです。
どんな動きをするかは、こちらの動画を見ていただくのがわかりやすいです。
で、「バックアップ」と比べた特長はこの3つ
遠隔データ保護:
WAN環境を想定して作り込まれており遠隔地へのデータ転送が強いです。
データの災害対策というキーワードが出たらレプリケーションです。
業務継続性:
障害時にはレプリカ(複製先)サーバを使って業務を継続できます。
復旧機材の調達やリストアの時間を待たなくて良いのがポイントです。
データ鮮度:
リアルタイムにデータ複製するので障害直近のデータで業務を再開できます。
■バックアップ(ARCserve Backup/ARCserve D2D)の良いところ
バックアップは一日一回のように定期的にシステム状態やデータを
別な場所へ退避させておくソリューションです。
「レプリケーション」と比べた特長はこの3つ
システムの復旧:
障害後のシステム再構築が簡単にできます。
ARCserve BackupではDisaster Recovery Optionというオプション製品が、
ARCserve D2Dではベアメタル復旧という標準機能があり、
OSの再インストール等を省略してシステム復旧を使う事ができます。
世代管理:
複数のバックアップの世代を持っておくことで、
「一週間前に削除してしまったファイルを復元したい」
という事態に対応する事ができます。
データの長期保管:
特にARCserve Backupではテープへのバックアップができるので、
法令対応などで長期間保管しなければいけないデータのバックアップに強いです。
以上のような違いがあるので守りたいシステムの要件に合った方法を選んでください。
もちろん組み合わせて使っていただく事もできます。
また、大ざっぱに特長をまとめましたが、
ここ数年でそれぞれのソリューションでできる事も拡がってきています。
例えば、Hyper-V仮想マシンのシステム領域を「レプリケーション」できたり、
遠隔地のクラウドへデータを二次「バックアップ」できたりします。
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[2016年8月12日追記]
Arcserve D2D の後継製品である Arcserve UDP の登場で、
「バックアップ」でできる事がますます増えています。
バックアップ データの遠隔転送が標準機能でできるようになったり、
仮想スタンバイ/インスタントVMを使ってシステム利用を継続できます。
詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~
Arcserve UDP 機能紹介 ~ (12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ) ~
Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM) ~
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