« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

2014年3月の4件の記事

2014年3月28日 (金)

3.5TB、600万個のファイルをスムーズに移行!ソフトバンク・テクノロジー様導入事例

こんにちは、ホテです。

今日はソフトバンク・テクノロジー様のARCserve Replication導入事例をご紹介します。

001_3

 

この事例では現行のファイルサーバから新しいファイルサーバへ
データを移行するツールとしてARCserve Replicationを活用しています。

当初はWindowsの標準機能であるDFSレプリケーションやRobocopy等を
使おうとしていたのですが、大容量のデータを移行するとシステムへの負荷が高くなり
また、サービス停止時間が長くなってしまう事が想定されたため断念。

代わりにより負担の少ないARCserve Replicationを採用いただきました。

Windows Server 2008 R2のクラスタからWindows Server 2012のクラスタへ
データを移行しているという点も面白いところですね。

例によって詳しいストーリーがカタログに掲載されているので、
ご興味のある方はぜひご覧ください。

Arcserve Replication r16.5 導入事例:ソフトバンク・テクノロジー株式会社様

2014年3月20日 (木)

ARCserve D2DでOracleをバックアップする方法

Arcserve D2D の後継製品、Arcserve UDP による Oracle Database のバックアップについては、以下の記事をご覧ください!

Arcserve UDPでOracleデータベースをオンラインバックアップ!

 

こんにちは、ホテです。

先日、お客様から「ARCserve D2D の動作要件に Oracle Database が載っていないけれど、バックアップできないんだっけ?」というご指摘をいただきました。

確かに、Oracle Database 専用のエージェントがある ARCserve Backup と違い、ARCserve D2D では Oracle Database のオンラインバックアップ(データベースを止めずにバックアップする事)に対応していません。Lotus Domino や MySQL についても同様です。

※ ARCserve D2D Advanced Editionを使えばMicrosoft SQL Serverや Microsoft Exchange Serverのオンラインバックアップは可能です。

 

ではこれらのデータベースは ARCserve D2D ではバックアップできないのか、というと、もちろんそんなことはありません。データベースのサービスを止めた状態でバックアップすれば良いのです!

データベースを止めた状態でバックアップする事をオフラインバックアップと呼びます。仕組みは以下の図をご覧ください。

01

 

① バックアップ前にデータベースを停止
② データベースが止まった状態で、VSSのスナップショットを取得
③ スナップショットを取得出来たらデータベースを開始
④ ②で取得したスナップショットに対してバックアップを実行

データベースを停止する/開始するという動作は毎回手作業で行う必要はありません。あらかじめスクリプト仕込んでおくことで自動化する事ができます。

※ 設定画面がこちらの記事で紹介されています。

また、図から分かる通りスナップショット取得後には Oracle を再開できるので、バックアップ中ずっと Oracle が使えない、という事もありません。

 

[まとめ]
・停止時間が許容できるのであれば Oracle のバックアップは ARCserve D2D でできる!
・データベース(サービス)の停止/開始はスクリプトで自動化する
・データベースの停止時間はスナップショットの取得前後のみ

2014年3月14日 (金)

秘策「オフライン同期」:低速回線で「初期同期」に時間がかかる場合の発想の転換

ARCserve Replicationを使うが、低速な回線のため「初期同期」に時間がかかることが懸念される。というケースもあるでしょう。

そういう場合は「オフライン同期」を検討してみてはいかがでしょうか。

オフライン同期とは、

マスタサーバで一旦テープや外付けHDD、NASなどの外部ディスク(媒体)にコピーし、
外部ディスクをレプリカサーバがある拠点まで運搬し、
その拠点でデータをレプリカサーバにコピーする。

という通信回線を使わない同期方法です。

通信回線を使うよりも外部ディスクを運んだ方が早い、という点は意外と盲点ですが、データ量が膨大な場合や低速回線の場合は、こういう方法がスマートだったりします。

その処理の流れは次の通りです。

続きを読む "秘策「オフライン同期」:低速回線で「初期同期」に時間がかかる場合の発想の転換" »

2014年3月 4日 (火)

ARCserve D2D : バックアップデータをコピーする

こんにちは、ホテです。

ARCserve D2Dの機能の一つに「復旧ポイントのコピー」というものがあります。
これは、「一次バックアップ先に安価なNASを使っているので故障が心配!」というような時に別なNASへバックアップデータ(復旧ポイント)をコピーしておくための機能です。

これを実行すると、以下の図のように新しいフルバックアップデータを別な場所に作ってくれます。

00

今日はこの復旧ポイントのコピーをやってみます。

続きを読む "ARCserve D2D : バックアップデータをコピーする" »

« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »