メルマガコラム再掲: arcserve UDP を活用してみよう! 第3回 iSCSIボリュームをバックアップ先にする
鉄道大好き、エヌエスです。
メールマガシンコラム再掲、第3回は、
2014年7月2日に配信されたメールマガシンのコラムを再掲いたします。
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arcserve D2Dの後継製品である、arcserve UDPはもう触っていただけましたか?
今回はarcserve UDPでバックアップ先にiSCSIボリュームを利用する際の
ポイントを解説します。
iSCSIで接続されたボリュームをバックアップ先として利用する場合は、
ローカルディスクを利用する場合と同様、ボリュームをバックアップ先に
指定するだけなので特別難しいことはありません。
iSCSIを利用することで、ネットワーク共有フォルダにバックアップする場合に比べて
バックアップ速度の向上が期待できます。
但し、ベアメタル復旧の際はiSCSIボリュームにあるバックアップデータを参照する為、
以下の2点の準備が必要です。
(1) 復旧用メディアは、Windows アセスメント&デプロイメント キット(ADK)8/8.1を
利用して作成する
(2) ベアメタル復旧の際、iSCSIターゲットに接続するコマンドを実行する
iSCSIボリュームを接続するコマンドは、Windows ADK 8/8.1のWindows PEに含まれます。
Windows 自動インストール キット (AIK)を利用して作成した復旧用メディアには
このコマンドは含まれていませんので、ご注意ください。
ベアメタル復旧ウィザード実行中に[ユーティリティ]から[実行]を選択し、
「cmd」と入力して、コマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトが起動したら、以下の3つのコマンドを実行します。
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net start msiscsi
iSCSICLI QAddTargetPortal <iSCSIターゲットのIPアドレス>
iSCSICLI QLoginTarget <iSCSIターゲットの識別名 (iqn) >
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これでiSCSIボリュームが接続され、バックアップデータが参照できます。
なお、復旧用メディアでサーバを起動した場合、
対象サーバには一時的なコンピュータ名が付いています。
イニシエーターIDが変わりますので、必要に応じてiSCSIターゲットに追加してから
接続してください。
バックアップデータが認識されたら後は通常のベアメタル復旧の手順を進めます。
手順については先日公開された以下のガイドを参考にしてください。
『Arcserve UDP 8.x Windows OSのベアメタル復旧手順書』は、こちらから
https://www.arcserve.com/sites/default/files/2022-03/udp-80-win-agent-bmr-guide.pdf
『CA arcserve UDP無償トライアルダウンロード』は、こちらから
https://www.arcserve.com/jp/free-backup-software-trial/
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以上、鉄道大好きエヌエスがご紹介しました。
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