Arcserve Backup から Arcserve UDP へのクロスグレード例
Arcserve の古いバージョンを使っている場合に、アップグレードだけではなくArcserve UDP への切り替えも選択肢として検討されることもあります。
Q.そこで質問、Arcserve Backup から Arcserve UDP へ切り替える場合の割引価格はありますか。
A.あります。クロスグレード価格が用意されてます。
※ クロスグレード価格は、『Arcserve 購入方法と価格表』で UDP タブを開き、「アップグレード製品ご購入のお客様」欄の価格表をご覧ください。以下、2020年6月時点の価格表ページです。
Arcserve D2D、Arcserve Replication/HA からは保有本数と同数の保護対象サーバ分をクロスグレード価格で購入可能です。
※ Arcserve UDP の保護対象サーバ(バックアップ対象サーバ)の考え方は、『ライセンスガイド』をご覧ください。(2018/10/12 リンクを更新しました)
Arcserve Backup からのクロスグレードの場合は、ちょっと特殊です。
Arcserve Backup の本体製品の本数をカウントします。Agent や Option はカウントしません。その本体の数量と同数の保護対象サーバ分をクロスグレード価格で購入可能です。
例えば、次のようになります。
※仮に同じ構成を Arcserve UDP でバックアップするとしたら、Arcserve UDP 何本分クロスグレードができるか、という例です。
例1:ローカルバックアップの場合
サーバ1台をローカルバックアップしている場合、Arcserve UDP に切り替えるとすると、必要なライセンスは保護対象のサーバ1台分のライセンスになります。
クロスグレードできるのは Arcserve Backup 本体1本分のため、Arcserve UDPで保護する1台分をクロスグレード価格で購入が可能です。
例2:リモートバックアップの場合(本体導入サーバは保護対象ではないケース)
Arcserve Backup 本体1本を使ってリモートサーバ3台をバックアップしている構成の場合、Arcserve UDPに切り替えるとすると、必要なライセンスは保護対象のサーバ3台分のライセンスになります。
クロスグレードできるのは Arcserve Backup 本体1本分のため、Arcserve UDPで保護する3台のうち1台分はクロスグレード価格で購入が可能です。残り2本は正規価格で購入する事になります。
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以上、Koichiがお伝えしました。
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