« Hyper-V仮想マシンのエージェントレス バックアップ、2つの方法。 | トップページ | Arcserve Backup のライセンス選定で迷わないように »

2014年11月14日 (金)

Arcserve Replication:本番サーバ復旧後、複製サーバの最新データはどうやって本番サーバへ反映させる?

Arcserve Replication では、本番サーバ(マスタ)のデータを複製サーバ(レプリカ)へリアルタイムでレプリケーションし、本番サーバが障害等で利用できなくなった場合は、複製サーバ(レプリカ)へレプリケーションをしておいたデータを用いて、業務継続を行うことが可能です。

その先の質問として、

「では、本番サーバ(マスタ)復旧後、複製サーバ(レプリカ)にある最新データはどうやって本番サーバ(マスタ)へ反映させるの?」

というお問い合わせをよくいただきます。

そこで、便利な機能が「データ リカバリ(リストア)」機能です。

 

「データ リカバリ(リストア)」機能では、本番サーバ(マスタ)へ、任意のレプリカからデータをリストアできます。

このデータ リカバリ(リストア)を実行することで、新たにシナリオを作成することなく、本番サーバ(マスタ)の復旧まで暫定で利用していた複製サーバ(レプリカ)から、復旧した本番サーバ(マスタ)へ、同期処理を逆方向(レプリカからマスタに対して)に行い、最新データをリストアすることができます。

Photo

 

なお、上位製品である Arcserve High Availability では、「IP移動」や「コンピュー名の切り替え」「DNSリダイレクト」などで自動スイッチオーバされた状態を、自動で元に戻す(スイッチバック)が可能です

※ Arcserve Replication の場合、本番サーバ(マスタ)から複製サーバへの切り替えや、本番サーバ復旧後の切り戻しは、手動での作業が必要となります。

 

以上、鉄道大好きエヌエスがお伝えしました。

 

<関連記事>

Replication、本番サーバ障害時の複製サーバへの切り替え、本番サーバへの切り戻し方法

おさらい:「Arcserve Replication」と「High Availability」の違いとは?

Arcserve HA:スイッチオーバー後の切り戻し手順

« Hyper-V仮想マシンのエージェントレス バックアップ、2つの方法。 | トップページ | Arcserve Backup のライセンス選定で迷わないように »

よく聞かれる質問」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« Hyper-V仮想マシンのエージェントレス バックアップ、2つの方法。 | トップページ | Arcserve Backup のライセンス選定で迷わないように »