Arcserve Replication:本番サーバ復旧後、複製サーバの最新データはどうやって本番サーバへ反映させる?
Arcserve Replication では、本番サーバ(マスタ)のデータを複製サーバ(レプリカ)へリアルタイムでレプリケーションし、本番サーバが障害等で利用できなくなった場合は、複製サーバ(レプリカ)へレプリケーションをしておいたデータを用いて、業務継続を行うことが可能です。
その先の質問として、
「では、本番サーバ(マスタ)復旧後、複製サーバ(レプリカ)にある最新データはどうやって本番サーバ(マスタ)へ反映させるの?」
というお問い合わせをよくいただきます。
そこで、便利な機能が「データ リカバリ(リストア)」機能です。
「データ リカバリ(リストア)」機能では、本番サーバ(マスタ)へ、任意のレプリカからデータをリストアできます。
このデータ リカバリ(リストア)を実行することで、新たにシナリオを作成することなく、本番サーバ(マスタ)の復旧まで暫定で利用していた複製サーバ(レプリカ)から、復旧した本番サーバ(マスタ)へ、同期処理を逆方向(レプリカからマスタに対して)に行い、最新データをリストアすることができます。
なお、上位製品である Arcserve High Availability では、「IP移動」や「コンピュー名の切り替え」「DNSリダイレクト」などで自動スイッチオーバされた状態を、自動で元に戻す(スイッチバック)が可能です
※ Arcserve Replication の場合、本番サーバ(マスタ)から複製サーバへの切り替えや、本番サーバ復旧後の切り戻しは、手動での作業が必要となります。
以上、鉄道大好きエヌエスがお伝えしました。
<関連記事>
Replication、本番サーバ障害時の複製サーバへの切り替え、本番サーバへの切り戻し方法
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