Arcserve UDPのフルコンポーネントを導入後、 コンソールと復旧ポイントサーバだけをアンインストール
Arcserve UDP は前身の Arcserve D2D と同様、単体サーバ/PC のイメージ バックアップを行うことができます。この場合は、「Arcserve UDP Agent(Windows/Linux)」のみをインストールします。
Arcserve UDP のより高度な機能(遠隔地へのデータ転送、仮想環境のエージェントレス バックアップ、重複排除、等)を使う場合は、「Arcserve UDP Agent(Windows/Linux)」の他に「Arcserve UDP コンソール」や「復旧ポイントサーバ(RPS)」をインストールすることになります。
<参考記事>
Windows 環境での Arcserve UDP のインストール
Windows 環境では、Arcserve UDP Agent と Arcserve UDP コンソール、復旧ポイントサーバ(RPS)のインストーラは共通です。
インストール画面の中で、「Agent」 のみのインストールと、Arcserve UDP コンソールや復旧ポイント サーバも含めた「フル」インストールの2種類から選べるようになっています。
例えば、まずは単純なイメージバックアップ機能を試したい、という場合は、Arcserve UDP Agent のみのインストールをお試しください。
導入ガイドもそれぞれ用意されていますので併せてご覧ください(それぞれのリンク先参照)。
■「Arcserve UDP Agentのみのインストール」
『Arcserve UDP 7.0 Agent 環境構築ガイド~インストールからバックアップ、ベアメタル復旧まで~』
■「復旧ポイントサーバ等も含めたフル インストール」
『Arcserve UDP 7.0 環境構築ガイド:コンソール + 復旧ポイントサーバ (フル コンポーネント) インストール編』
※ 最新バージョンの導入ガイドは Arcserve.com カタログ センター からお探しください。
間違えてフル インストールしてしまった場合は?
では、本当は Arcserve UDP Agent(Windows) のみのインストールでよかったにも関わらず、フル インストールを選択し「Arcserve UDP コンソール」と「復旧ポイントサーバ(RPS)」も入れてしまった場合、どうしたらよいでしょうか。
その場合でもご安心ください。簡単に「Arcserve UDP コンソール」と「復旧ポイントサーバ(RPS)」コンポーネントだけをアンインストールすることが可能です。
【アンインストール手順】
1. Windows のコントロール パネルの [プログラムと機能] より Arcserve Unified Data Protection のアンインストールを選択します。
2. 次の画面にて、削除対象となる [Arcserve UDPコンソール]、[Arcserve UDP 復旧ポイント サーバ] にチェックを付け(削除しない Arcserve UDP エージェントはチェックを解除)、アンインストールを続行します。
また、Arcserve UDP コンソールをインストールすると同時に SQL Server Express がインストールされます。これも不要でしたらアンインストールしてください。
詳細は下記のオンライン ヘルプをご覧ください。
Arcserve UDP 7.0 ソリューション ガイド
■(オプション)アンインストーラが削除しないコンポーネントの削除
※ 最新バージョンのドキュメントは、Arcserve サポート ポータルからお探しください。
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以上。Koichiがお伝えしました。
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