« Arcserve UDPのフルコンポーネントを導入後、 コンソールと復旧ポイントサーバだけをアンインストール | トップページ | 仮想マシンをバックアップする2つの方法(エージェントベースとエージェントレス) »

2014年12月19日 (金)

Arcserve UDP、テープ保管やエージェントレスバックアップの際にRPSは必須?

Arcserve UDP では、インストールするコンポーネントとして「Arcserve UDP Agent」「Arcserve UDP コンソール」「復旧ポイントサーバ(RPS)」の3つがあります。

このうち Arcserve D2D と同じ、単純なイメージバックアップであれば Arcserve UDP Agent だけの導入でよい。という説明を前回しました(※)。

※前回の説明

Arcserve UDPのフルコンポーネントを導入後、 コンソールと復旧ポイントサーバだけをアンインストール

 

■テープ保管 には RPS は必須?

では、Arcserve UDP のバックアップデータをテープへ保管する場合、どのコンポーネントが必要となるでしょうか?

Photo

Arcserve UDP のバックアップデータをテープへ保管する場合、Arcserve UDP の純粋なコンポーネントとしては「Arcserve UDP Agent」のみが必要で「Arcserve UDP コンソール」や「復旧ポイントサーバ(RPS)」は必須ではありません。(※1

この場合、テープバックアップ用には Arcserve UDP に同梱されている Arcserve Backup のライセンス(Arcserve UDP に無償でついている)を利用し連携させます。

 

■エージェントレス バックアップには RPS は必須?

仮想マシンのエージェントレスバックアップの機能を使う場合に必要なコンポーネントはどうでしょうか。

Photo_2

 

この場合、「Arcserve UDP Agent」の他に、統合管理機能を提供する「Arcserve UDP コンソール」が必要となります。ただし、「復旧ポイントサーバ(RPS)」はなくてもエージェントレスバックアップは可能です。

もし、エージェントレスバックアップに加え遠隔地へのデータ転送や重複排除を行う要件がある場合は、「復旧ポイントサーバ(RPS)」がそれらの機能を利用するために必要となりますが、エージェントレスバックアップ自体のためには「復旧ポイントサーバ(RPS)」は必要はないです。

 

+++

以上、Koichiがお伝えしました。

 

<関連記事>

復旧ポイントサーバ(RPS)が必要かどうか、要否の一覧表をご紹介します

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (9) イメージバックアップのテープ保管 ~

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ ~

 


※1 ただし、RPS を使うことでデータストアの効率的な二次バックアップができたり、Arcserve UDP コンソールを使うことで Arcserve UDP の画面でのテープ コピーができるようになったりします。

« Arcserve UDPのフルコンポーネントを導入後、 コンソールと復旧ポイントサーバだけをアンインストール | トップページ | 仮想マシンをバックアップする2つの方法(エージェントベースとエージェントレス) »

よく聞かれる質問」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« Arcserve UDPのフルコンポーネントを導入後、 コンソールと復旧ポイントサーバだけをアンインストール | トップページ | 仮想マシンをバックアップする2つの方法(エージェントベースとエージェントレス) »